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膵臓がんの柳想鉄氏が来日 韓国のネット上で「衝撃的」な書き込みが

 膵臓がんで闘病中の柳想鉄氏(48)23日に日産スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ開幕戦の横浜F・マリノスvsガンバ大阪に来場。ファン・サポーターへ感謝の言葉を述べた。

 

 柳想鉄氏は現役時代にJリーグの横浜F・マリノス、柏レイソルでプレー。DFからFWまでこなすユーテリティープレーヤーとして、高い技術と強靭なフィジカルで日本でも人気選手だった。仁川ユナイテッドの指揮官を務めていたが、昨年11月に自身がステージ4の膵臓がんを患っていることを公表し、現在は闘病生活を送っている。昨年12月に韓国・釜山で行われたE-1選手権でも決勝の韓国戦で、日本代表のサポーターが陣取ったスタンドに「できるよ、柳想鉄兄貴!!」とハングル語で書かれた横断幕が掲げられた。

 

 その試合を「テレビで見ていた」という柳想鉄氏が、直接ファン・サポーターへ感謝を伝えたいと来日。日産スタジアムでの試合後に、ファン・サポーターの前に立ち、スピーチを行った。

 

 「全北戦で横断幕が目に入ったときはびっくりした。そして率直に嬉しかったです」と穏やかな笑みを浮かべると、「僕もプレーした競技場(日産スタジアム)に来たいという思いだった。実は今、私は身体が良くないですが、遠いところから応援してくれるんだというのをわかって、そして挨拶しないといけないと。たくさんの力をもらった、そういうふうに思います」と感謝の言葉を述べ、大きな拍手が送られた。

 

 さらに、「私は絶対に諦めないです。一生懸命しっかり治療をして、選手としてではないですけど、サッカーのところに戻って皆さんとまたお会いしたいと思います。そして、皆さんもしっかりと健康でいてほしいと思います」と呼びかけ、日本語で「ありがとうございます」と感謝を口にした。最後に横浜FMのマスコット、マリノス君からかつて背負った8番のユニフォームを贈呈された。「ユ・サンチョル!」のコールを送り続けられると、サポーターに両手を振り続けた。

 

 ネット上では、「こんな時に勇気いる行動だと思う!その勇気に報いるべきで闘病生活は頑張って完治して欲しいと思う。向こうでは感染しないで貰いたい」、「これは熱い。ユさんがマリノスにいた時から好きだった。あの横断幕のお礼のためにわざわざ来日してくれたという事に感動した。体調良くなるように祈っています!」と激励のメッセージが殺到。

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 韓国のネットユーザーからも「マリノスサポーター、日本人のみんなに心からありがとうと言いたい」、「ユサンチョルと日本人のサポーターとの絆に心が凄く揺さぶられた。日本人も韓国人も病気を乗り越えることを祈っている」などのコメントが。また、「動画を見て感動した。サンチョルの全快を心から祈る。韓国人の大部分は日本のことが嫌いでないし、日本人が好きなんだ。信じてほしい」と訴える主張も見られた。