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横内由可連載第10回 元体操女子日本代表が明かす 目標を達成させるメンタルトレーニング法とは

 横内由可と申します。現役時代は体操、クレー射撃と2種目で日本代表として国際大会に出場していました。今回は「目標を達成させるためのアスリートのメンタルトレーニング法」をご紹介させて頂きたいと思います。

 

 皆さま、清新な決意で新たな目標を胸に2019年を迎えたことと思います。その目標をいかに実現させるか。そのためにはいかによそ見をせず目標達成に向けて集中できるかという、日々のメンタルの安定が必要となってきます。人間は欲張りな一面をもっています。あれこれと気を取られ、気づいたら目標達成に向けた道から脱線していたという経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

 

 そこで日々のメンタルをいかに安定させるか?ポイントは、「考えるべきこと」と「考える必要のないこと」の2つをしっかり区別することです。目標達成の道のりに困難はつきものです。全てのことに頭を悩ませていては目標達成どころかストレスを溜め、健康を害してしまうことにつながりかねません。

 

 まずは「考えるべきこと」について。この「考えるべきこと」とは自分自身でコントロールできることです。競技種目によって異なりますがアスリートを例にすると、練習環境やコーチの選択、練習以外の日常生活をどのように送るかなどになります。一方で「考える必要のないこと」は、自分自身ではどうにもコントロールできないことです。例に挙げると審判、自然環境、試合会場のコンディション、ライバルの調子などです。あなたは目標達成の過程において「考えるべきこと」、そして「考える必要のないこと」をきちんと区別できているでしょうか?

 

 目標達成のために「今という瞬間」に対してどのようなメンタルを基盤に何を考え、どんな行動を起こすか?この繰り返しが未来を築き上げます。不必要な生産性のないことについて悩んでいる時間は、限りある命の時間を無駄にしてしまうことになります。2019年という新しいキャンバスにどのような絵を描いていくか?すべてはあなた次第です。新たな年がより良い年となりますように一緒にがんばっていきましょう。

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横内由可(よこうち・ゆか) 1977年3月21日、東京都生まれの41歳。 9歳で器械体操を始める。13歳の時に朝日生命体操クラブへ。すぐに全日本選手権大会で個人総合7位入賞を果たし、高2年時にインターハイで個人総合2位に。同年にドルトムント世界選手権に出場し、段違い平行棒の降り技で新技D難度の「ARAI」が誕生。技に自分の名前を持つのは日本女子体操史上3人目の快挙だった。18歳で異種目のクレー射撃へ転向。日本代表で活躍し、02年の釜山アジア大会では団体で銅メダルを獲得。現在は異色の経験を活かし、トップアスリートの人生を応援する「トップアスリート・コンシェルジュ」、パーソナルトレーナーやスポーツコメンテーターなど幅広く活動している。