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女性にお勧めのクレー射撃 メンタル強化や他のスポーツにないメリットも

 横内由可と申します。現役時代は体操、クレー射撃と2種目で日本代表として国際大会に出場していました。今回は「女性にお勧めしたいクレー射撃の魅力」についてお話しさせて頂きます。

 

 クレー射撃協会が先月28日に都内で理事会を開き、21年の三重国体から各都道府県の選手団に女性選手加入を義務化することを決定しました。大江直之事務局長は「大変なことだが、協会関係者全員の意識や認識を変えたい」と話していました。

 

 クレー射撃の魅力は、野外の様々なコンディションの中、散弾銃で勢い良く飛び出す直径11センチのクレーを粉々に割るダイナミックさです。日本の法律では銃を20歳からしか持つことができないため、「大人のスポーツ」という点も他の競技にはない面白さです。また、試合に出るようになると自分のメンタルが大きく影響することを実感するでしょう。その点は体操よりも繊細であると感じます。私はこのような舞台に立つことの積み重ねによって日常に起こる困難に対して上手に乗り切ることができるようになりました。実際、双子の子育てにもとても役立っていると感じています。 

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クレー射撃日本代表で活躍した横内由可さん

  ただ女性の競技人口は非常に少ないです。私がクレー射撃をはじめた24年前も女性射手はほとんどいませんでしたが、現在もクレー射撃協会の2千人の会員のうち女性の比率がわずか3%です。国際試合では中山由起枝選手をはじめ女性の活躍が目立っています。しなやかでかっこいい女性を目指してクレー射撃をはじめてみてはいかがでしょうか。

横内由可(よこうち・ゆか) 1977年3月21日、東京都生まれの41歳。 9歳で器械体操を始める。13歳の時に朝日生命体操クラブへ。すぐに全日本選手権大会で個人総合7位入賞を果たし、高2年時にインターハイで個人総合2位に。同年にドルトムント世界選手権に出場し、段違い平行棒の降り技で新技D難度の「ARAI」が誕生。技に自分の名前を持つのは日本女子体操史上3人目の快挙だった。18歳で異種目のクレー射撃へ転向。日本代表で活躍し、02年の釜山アジア大会では団体で銅メダルを獲得。現在は異色の経験を活かし、トップアスリートの人生を応援する「トップアスリート・コンシェルジュ」、パーソナルトレーナーやスポーツコメンテーターなど幅広く活動している。