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横浜高が大敗で選抜初戦敗退 高野連に批判が集中した理由とは  

 春の選抜高校野球で横浜(神奈川)が明豊(大分)に5―13で大敗を喫し、初戦敗退。プロ注目の最速153キロ左腕・及川雅貴も精彩を欠いた。2回まで無失点も、4点リードの3回に突如崩れた。4本の集中打を浴びて2回途中5失点KO。継投した松本隆之介も味方の拙守に足を引っ張られて4回に4点を失うなど、ワンサイドゲームに。甲子園のスタンドに詰めかけたファンからはため息が漏れた。 

 

 この大敗が思わぬ波紋を呼んでいる。試合後、SNS上では高野連に批判が集中。その理由は選抜の選考基準だった。横浜は昨年10月の秋季関東大会準々決勝で春日部共栄(埼玉)に2-9で7回コールド負け。エース・及川が2発を被弾するなど、3回途中5失点KOと試合を作れなかった。ベスト8止まりで試合内容も悪かったため、今年の選抜出場は絶望的な状況だった。

 

 関東・東京の選抜出場枠は6。関東4校、東京1校で、残り1枠を東京と関東で争う。今年は関東大会で4強に入った春日部共栄、桐蔭学園(神奈川)、山梨学院(山梨)、習志野(千葉)、東京は優勝校の国士館が選出された。残る1枠は東京大会準優勝の東海大菅生が有力視されていたが、選考委員会は横浜を選出。及川の存在を理由に挙げ、激戦の神奈川県秋季大会を制した戦いぶりも高評価の材料になった。

 

 横浜が選出されたことは驚きだった。東海大菅生に同情の声も集まった。もちろん選ばれた横浜にまったく落ち度はない。ただ初戦で大敗を喫したとで、選考委員会に疑問や批判の声が再び高まる形になった。「横浜を選んだ時点でおかしいだろ。東海大菅生がかわいそう」、「選考委員会には公平な選考をお願いしたい。いくらプロ注目の選手がいるからとはいえ、コールド負けしたチームを選ぶのはやめていただきたい。そして、全員が納得する理由で先行して頂きたい」、「結果論ですがセンバツの選考の時も言ったが関東・東京6校目は菅生か常総か佐野日大だったでしょう。神奈川大会で優勝したとはいえ、関東大会でコールド負けした横浜を選ぶのはおかしい」とSNS上で高野連に批判のコメントが殺到した。

 

 選抜の選出理由に挙げられた及川も力を発揮できず。「選考委員会の都合で選抜された事が、彼の将来の野球人生を変えなければいいけど…大阪桐蔭の様に覚悟を決めて、春は選ばれず夏に向けて出発してた方が絶対に強くなるだろし、彼のためにはなったと思う」と精神状態を懸念する声もあった。横浜が選抜で勝ち進めば、批判の声はなかったかもしれない。だが本戦での勝ち負けを抜きにして、選抜の選考基準について一考の余地があるだろう。

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