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ヤマハの30代社員が自殺 パワハラ上司の「処分内容」に大きな反響が

 大手楽器メーカー・ヤマハ(本社・静岡県浜松市)の男性社員が今年1月、上司から厳しい指導を受けて体調を崩し、自殺していたことが判明して大きな反響を呼んでいる。

 

 複数のメディア報道によると、研究開発部門の30代の男性社員が昨春に課長職に起用されたことで、研究開発部門の執行役員だった50代の上司の男性と接する機会が増えた。同社によると、男性社員は昨年6月ごろから体調を崩し、精神科を受診。11月から休職して実家で療養していたが今年1月に自殺した。社内の通報窓口に昨年末、男性へのパワハラを示唆する情報が寄せられていたという。

 

 ヤマハは、男性の死を受け、第三者の弁護士に調査を依頼。男性が体調を崩したのは、上司によるパワハラ行為の影響があったと認定し、上司を3月末で退職扱いとした。ヤマハの山畑聡常務執行役は「ご遺族には大変申し訳なく思う。内部通報まで気がつかなかった。対話重視で風通しの良い職場を作り、コンプライアンスを強化したい」と話している。

 

 ネット上ではパワハラ行為をしたと認定された執行役員の処分内容について、「記事を見る限り、企業の対応には真摯に対応したかと思いますが、退職扱いという点には違和感を覚えました。解雇しない限り、退職には退職金が発生する。会社役員ということであれば、相当額が発生しているであろう。定年退職直前と仮定すると、処分の意味が無くなる。再発防止に努めるのであれば、ここは退職扱いではなく、懲戒解雇処分が相当だと思う」、「パワハラは内容を明らかにしないならどんな防止にもつながらない。謝るなら起きた内容を明らかにして、再発防止をしなきゃ意味ある謝罪にはならない。裁判で覆されるパターンってよくある事だから、良くいる校長先生や、教育委員会と同じ対応じゃないのかな。信用する状態じゃないと思う」など疑問を呈する声が。

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 一方で、「決して起きてはならぬ事例ですが、会社の対応は、加害者の処分やコメントを見る限り、あの三菱電機よりは真摯な対応と思える。遺族の方への対応と再発防止をしっかりとしてほしいです」、「外部(関係先かもしれないから余計対応はむずかしい)から迎え入れた執行役員を退職させるって普通の会社じゃまずありえない。有耶無耶にされてもみ消されるか、事実が公表されたあとでもうまく処理されるがさすがヤマハ、ホワイト企業。うらやましいわ」とヤマハの対応に一定の理解を示す書き込みも少なくなかった。