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韓国民間団体制作の「東京五輪放射能パロディ」ポスター 中国で意外な反応が

 韓国の民間団体・VANKが7月に開催される東京五輪・パラリンピックで聖火リレーの場面を放射性物質が運ぶようにパロディで制作したポスターに対し、中国でも大きな波紋を呼んでいる。

 

 VANKは東京五輪の聖火リレーランナーが防護服と防毒マスクを着用して走る姿を描いたポスターを制作し、1月6日にソウルの在韓日本大使館新築工事現場のフェンスに掲示した。このポスターは11年3月に起きた福島第1原発爆発事故の影響で、東京五輪で放射能安全に対する懸念が提起されかねないというメッセージを盛り込んだものだ。

 

 この一件について、菅義偉官房長官が13日の定例会見で日本政府の立場を初めて明らかにした。このポスターと関連した対応を尋ねた質問に、「現実とは全く異なる。あってはならないことだ」と不快感を露わにした。さらに、「政府としては、そうしたことが二度と再びないようにありとあらゆる手段の中で強く抗議をしている」と強調した。

 

 日本政府はこのポスターの内容が東京五輪と福島原発事故被害地域を揶揄するものだとし、韓国政府に懸念を伝えたという。8日の読売新聞によると、日本政府関係者はポスター公開後に外務省と大会組織委員会が韓国政府と国際オリンピック委員会(IOC)に「福島と五輪をおとしめる行為で、エンブレムの無断使用も看過できない」との立場を伝えたという。エンブレムの無断使用はポスターに五輪マークが描かれたことを指摘したとみられる。

 

 ネット上では、「こういうヘイトは処罰しないのですか?おかしいんじゃないですか?法の下の平等に反するのではないですか?」、「日本は、IOCと共同でVANKを提訴すれば良いと思います」、「政治や国家間の問題を持ち込まない。純粋なスポーツ競技がオリンピックの精神ではなかったか?IOCに強く抗議してこれ以上ヘイトを続けるならオリンピックの参加を停止させる位強く抗議しても良いと思う」など怒りの声が多い。

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 また、中国のネットユーザーからは、「日本政府の対応が遅すぎるのではないか。このポスターは1週間以上前から騒ぎになっているのに、初めて見解を明らかにするというのはちょっと考えられない」、「不利益を被っているならもっと強く抗議するべきでは。風評被害に悩まされている福島の人たちがかわいそうだ」などの書き込みが見られた。