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国民的映画の「アイデア盗用騒動」に、意外な見方も

 公開中の人気映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」で思わぬトラブルが発覚した。週刊ポストによると、同映画の山田洋次監督(88)と旧知の間柄である世界的アーティスト・横尾忠則氏(83)が同誌の独占インタビューで。「自分のアイディアを山田監督に無断使用された」と怒りをぶちまけた。

 

 横尾氏はインタビューの中で、「今回の新しい『男はつらいよ』のコンセプトとアイディア、それは僕が山田洋次監督に示したものが核になっているんです。公開直前になるまで、その事実を彼は全然世間に明かさなかったし、僕に一言の断わりもなかった。事実を隠蔽されたから怒ってるんではありません。モノづくりに携わるアーティスト同士のモラルが、あまりに欠けてることに呆れ、憤ってるんです。要するにプライドの問題です」と語っている。

 

 山田監督にアイデアを盗用されたと訴える横尾氏が、当時のやり取りを明かした記事は大きな反響を呼んだ。ネット上では、「山田監督と松竹はアイデアを借用したなら、そう言明すべきだと思う。後手後手の対応は危機管理がなっていない気がする」、「プロがこの手のアイデアを話したってことは、本当に信頼していたと思う。怒るのは当然だし、それが理解できないとしたなら芸術家、というか創作家とは呼べないと思うのも当然だ」と山田監督に対する批判的な書き込みが多い。

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 一方で、「横尾さんを好きだし言いたい事もわかるけど、コラージュって言うか過去作品や未公開シーンの再構築での出演なんて誰でも考えられるアイデアで前回今回のスターウォーズのレイアだってそう。山田洋次さんの頭にもあったかも知れないし誰が考えついてもおかしくない程度の提案でしかない」、「アイデア自体は1995年制作のフォレスト・ガンプの応用みたいな感じで画期的でもない。そんな親友というほどの付き合いでもないし、お二人の関係性の問題ということで」という指摘も。賛否両論の意見があるが、「こんな騒動を知ったら寅さんが泣いて説教するよ」というコメントも見られた。不朽の名作を汚さないためにも、山田監督と横尾氏はきっちり話し合った方が良いだろう。