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アマチュアとプロアスリート シーズンオフの「意識」の違いとは

 プロスポーツトレーナーの高橋塁です。今月に入り、高校スポーツは全国大会を逃したチームの多くがシーズンオフに入る時期だと思います。ここで、オフの時期にアマチュア選手が絶対に取り組んでいただきたい事をお伝えしたいと思います。

 

 私自身、現在、小・中・高・大学生と各年代のさまざまな競技のスポーツ選手を指導しています。プロ野球でトレーナーを経験して感じたことは、トップアスリートと比べ、アマチュア選手は全身の柔軟性が著しく欠如しているということです。もちろん、プロ野球でも全身の柔軟性が欠如している選手はいます。ただ入団後に口酸っぱく指導することで、大半の選手はその重要性を理解すると入団して1年もせずに、ストレッチをはじめとした柔軟性向上へのエクササイズを継続して行います。そして、我々が思っている以上に、柔軟性が飛躍的に改善された選手が多いのも事実です。また、何事も真摯に取り組む姿勢がプロとアマチュアの差でもあるようにも感じます。

 

 アマチュアスポーツの場合、コンディショニングの専門家がプロスポーツに比べて少ないこともあり、技術練習以前に選手の身体の問題点を改善する部分にまで至らないケースが多くあると思います。一般論にはなりますが、身体の柔軟性が失われれば、ケガをする確率が高まります。逆に、全身の柔軟性が改善されると、局所的な疲労感の蓄積するスピードも軽減され、技術練習に励む量が増えます。技術練習が効率的に行えることで、柔軟性が低下している選手にくらべ、疲労回復も早くなる傾向があるように感じます。

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 柔軟性の向上はパフォーマンスを上げる効果もあります。オフシーズンに筋力強化や技術練習ばかりをこなし、ケアを怠ってがちがちの体を作っても、最終的にはパフォーマンスの向上にはつながりません。選手だけではなく、指導者、保護者の協力も重要です。まずはシーズンオフの間は柔軟性の改善に努めてみてください。