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車の運転で意外とできない 「急ブレーキを踏むことの難しさ」  

 きょう27日から大型連休が始まった。故郷への帰省や観光地に出かけたりするなど高速道路や一般道路の交通量が増加するため、交通渋滞が発生しやすくなる。長時間の運転は疲れが出やすいため、中央分離帯や壁面へ接触したり、渋滞中にブレーキが間に合わず追突事故が発生する危険性が高い。

 

 あまり知られていないことだが、急ブレーキを踏むことが意外に難しいという。長崎県諫早市に拠点を置く九州初の総合専門スタント会社「アッシュネクストプロモーション」で代表取締役を務める佐藤憲さん(49)はスタント歴28年。交通安全イベントではスタントマンとして実際に交通事故を再現するなど安全意識向上へ啓蒙活動を行っている。佐藤さんはカースタントマンとして修業を積んでいた時に、車の運転訓練する敷地内でひたすら急ブレーキを踏む練習をさせられたという。「実は急ブレーキを踏むことは難しいのです。最初は自分では踏んでいるつもりでも、タイヤがロックするほどの急ブレーキは中々踏めませんでした。運転の際に思い切り踏み込むという行為に躊躇いがあったようです。(車体の)床が抜けるほどの力で踏み込むよう指導を受けたのを覚えています」。

 

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 現在は大半の乗用車にアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)がついている。急ブレーキあるいは低摩擦路でのブレーキ操作で、車輪をロックすることで滑走発生を低減する装置だが、ブレーキを軽く踏んだ場合はABSが作動しない危険性もある。ABSを作動して交通事故を未然に回避するためには、急ブレーキを踏めるかどうかが非常に重要なのだ。佐藤さんは「高齢者の方々は(車体の)底が抜けるほどの急ブレーキを踏めるでしょうか。高齢者講習等で急ブレーキを踏んでABSが作動することを確認する訓練を取り入れるのは意義があると思います」と強調していた。