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「スマホながら運転」裁判 異例の判決に大きな反響が

 昨年9月、関越道でスマートフォンを見ながら運転し、バイクを運転していた女性をはねて死亡させた事件で、新潟地裁長岡支部は7日、過失運転致死などの罪に問われた男に懲役3年の判決を言い渡した。岩田康平裁判官は、「被告人の前方不注意違反の程度は著しく重く、特に危険で悪質な運転による事故であった」と指摘。「刑事責任が重く、禁錮刑ではなく懲役刑が妥当」として、懲役3年の有罪判決を言い渡した。

 

 判決後、亡くなった女性の夫の井口貴之さんは、「(執行猶予が付かなかったので)いかに悪質な事件であったかということを理解してもらえたと思ってはいる。この事件をきっかけに悪質な運転については危険運転致死傷罪が適用となるような法改正がなされ、今後このような悲惨な事件がなくなっていく世の中に変わってもらいたい」と語った

 

 ネット上ではこの判決が大きな反響を呼んだ。「運転で過失致死では、たかだか3年の懲役ですむんですね。しかも、スマホという悪質さがあるにもかかわらず。これは未必の故意ではないんでしょうか。事故を起こしても、人が死んでも構わないと思って、殺傷力のある車の運転をしながらスマホを見ていたのです。もっと重くしてください。人が亡くなっているんですよ。10年ぐらいの懲役は必要だと思います」、「良い判例ですが、更なる重い刑罰を希望します。ながら運転の常習者に対する抑止力が必要です」と厳罰な処分を求める意見が多い。

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 一方で、「還らぬ奥様のことを思うとたったの3年か、という気持ちにもなりますが、過失運転致死扱で"執行猶予がつかない"のは珍しく、"重い判決"です。私の父は今年1月に信号無視の車にはねられ他界し、加害者に『自分は青信号、相手が急な右折をした』と証言されたことで事故直後は警察にも、報道にも父が加害者扱いをされていました。その後目撃情報を募り、加害者が信号無視をした証拠が見つかったのですが、証拠が見つからなければ今も父が急な右折をしたことで起きた事故、で終わっていました。それでもただの過失運転致死扱いなので、起訴され刑事裁判になっても執行猶予がつく可能性が高いと言われています。しかし今回の裁判のように、"異例"の判決もあるので最後まで諦めずに頑張りたいと思います」と交通事故で家族を亡くした遺族から今回の実刑判決に励まされたという書き込みも見られた。