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新宿駅で視覚障害男性死亡 携帯で撮影するやじ馬に、海外で大きな反響が

 JR新宿駅で2日夜、線路脇に横たわっていた東京都豊島区の会社役員石井宏幸さん(47)が電車と接触して死亡した。石井さんは全盲で、ブラインドサッカー元日本代表選手だった。悲しみに包まれるショッキングなニュースだが、救出作業のために現場を覆っていたブルーシートの内側に携帯電話を差し込んで撮影しようとする利用客が複数いたことが大きな反響を呼んでいる。


 事故は2日午後7時15分ごろに起きた。山手線の外回り電車と線路脇に横たわっていた石井さんが接触。現場に白杖があったという。自ら線路に下りる姿が目撃されており、新宿署が経緯を調べている。当時は帰宅ラッシュで混雑していた。駅員らはブルーシートで人の目に触れないようにした上で救出活動を開始。だが、シートの下部などからスマホを差し込むやじ馬が複数いたため、ホームのアナウンスで「お客さまのモラルに問います。スマホでの撮影はご遠慮ください」と放送したという。


 ネット上では、「日本人の幼稚さが見事に現れています。非常識な行為を行う人を直ぐに海外の人に擦りつけようとされる方多いですが日本で起こった日本人へ向けてのアナウンス。亡くなられた方ご冥福をお祈りします」などの書き込みが見られた。

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 このニュースはSNSで海外にも拡散されて大きな反響が。「米国でもこういう時に携帯で撮影する不謹慎な奴らが多い。人の死を何とも思わないのか。日本人だからとかではなく、最低の奴らだね」、「ロシア人です。日本に住んで10年以上経ちますが、日本人はあまりにも携帯に依存している気がします。電車の中ではみんな携帯をのぞき込んで前を見ないで歩くからホームでよくぶつかる。日本人は優しくて思いやりがあることは知っています。でもSNSが普及するようになってその思いやりの気持ちが欠けるようになったのでは。今回のブルーシートの内側から携帯で撮る人たちも、一昔前の日本なら考えられなかった」など落胆と失望の声が多かった。携帯電話でブルーシートの内側を撮影していた人間はごく一部かもしれないが、この現実を重く受け止めなければいけないだろう。