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なぜ?韓国の首都・ソウルだけカタカナ表記 そこには意外な理由が  

 韓国の都市を見ると、首都・ソウルだけカタカナ表記になっていることに気づいた人はいないだろうか。確かに釜山(プサン)、仁川(インチョン)、平昌(ピョンチャン)と漢字で表している。隣国の北朝鮮の首都・平壌(ピョンヤン)も漢字で表せるが、ソウルの漢字表記は見たことがない人が大半を占めるだろう。

 

 実は「ソウル」という単語は地名を表す固有名詞ではない。新羅の時代に都を意味する「ソボル」がなまってソウルになった一般名詞だ。釜山など他の都市名は中国由来の漢字語であるため漢字で表現が可能だが、ソウルという言葉は古来韓国語の固有語だったため、中国から来た漢字で書き表すことができなかったのだ。

 

 ソウルはかつて漢陽(ハニャン)、李氏朝鮮時代(1392~1897年)に「漢城(ハンソン)」、日本が統治した時代(1910~1945年)は「京城(キョンソン)」と王朝によって名前が変更されていたが、第2次大戦後に日本から独立すると、ソウルが正式名称に。中国では第2次大戦後も李氏朝鮮時代の漢城と表記していたが、ソウルの音に対応した漢字ではないため、ソウル市が05年に現地語の発音に近い「首爾」を中国語表記にすることを発表した。制定されて14年が経つが、ソウルの漢字を表記できる日本人はほとんどいないのではないだろうか。ちょっとした豆知識になるかもしれない。

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