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札幌2歳衰弱死 「助けられた命」児相への非難が殺到

    札幌市中央区の池田詩梨ちゃん(2)が5日に衰弱死し、母親の飲食店従業員 池田莉菜容疑者(21)、交際相手の飲食店経営 藤原一弥容疑者(24)が逮捕された事件で、札幌児童相談所の対応を巡って非難が殺到している。

 

 札幌児童相談所の高橋誠所長は10日に記者会見を開き、警察から5月に虐待が疑われていた池田容疑者の住居へ同行訪問の要請を受けたが、午後9時56分という時間帯で、職員を向かわせるのに時間がかかるなどの事情で難色を示して同行しなかったことを説明。その後も、警察が池田容疑者と何度も連絡を取っていたことから、「児相が一緒に入ると母親に会えない危険性もある」という報告を職員から受けて訪問を見送ったという。

 

 SNS上では、札幌児童相談所の対応に非難の意見が殺到。「この子を殺めたのは確かに親だった2人だが、児童相談所にその責任が半分はあるような気がする。時間外は働きたくないから、行けません。通報があった家の子供が虐待死しても何とも思いません。と聞こえてくる」、「これは児相さえやる気出せば助けられた命だな。ここ何年かで虐待死が急増したからか札幌警察は頑張りたかったんだろうな。会見した児相の男が保身に走りすぎてて不愉快」と怒りをにじませた書き込みが多かった。

 

 一方で、1人の職員で100件以上の事案を抱えているという報道もあり、児相の過酷な労働環境に問題があることを指摘する声も。「そもそも、1人の職員で150ケース以上抱えてる札幌市の児相が機能してないことが問題。しかも150以上の普通の家庭ではなく、一般家庭の想像のつかないような問題を抱えている家庭を相手にしてる。児相に責任があるとすれば、そんな体制を組まざるを得ない人数しか配置されてないことにある。それを責任と言えるかはわからないけど。そこにその人数しか配置してないこと、お金をかけてないことに問題がある。とすれば、札幌市役所全体のバランスの問題だと思うんだけど、みんなはどうしても児相の責任にしたいのかな」という意見もあった。

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 詩梨ちゃんの衰弱死は防げたのか。警察、児相の責任を追及するだけでなく、行政の体制や警察との意思疎通など多角的な観点から今回の事件を徹底的に調べる必要がある。