【スポンサーリンク】

「人間のエゴ」と批判の声も 61歳女性が同姓婚の息子のために妊娠して孫を出産

 米国で同性婚のカップルの間に女児が誕生した出来事が大きな波紋を呼んでいる。米国のニュースチャンネルCNNによると、ネブラスカ州オマハで男性同士のカップルの間に待望の女児が誕生。教員のマシュー・エレッジさんと美容師のエリオット・ドーティーさんの2人の父に代わって出産したのは、生まれた女児の祖母に当たる61歳の女性。卵子はエリオットさんの妹が提供し、マシューさんの精子を使って人工授精で3月25日に誕生した。

 

 ネット上では同性婚に賛同するが、自分の母親が出産するという形で子供が誕生したことに疑問の声が。「同性婚は好きにしたらいいと思うけど、今回の件は考えさせられるね。妊娠は女性にとって、とても体力のいることだし、高齢での出産となると明らかに寿命は縮まってるはず。自分を育ててくれた親の命を削ってまで子供が欲しいものなのか」、「人間のエゴだと思う。産まれてくる子供のことを考えると手放しには喜べない。しかも母親が出産って…こういう形の出産が当たり前になる社会は良くないと思う」、「出産が神聖なものでなくなってくことに、危機を感じます。医学が進歩する一方で、倫理観は保たないといけない。同性婚を否定はしないが、自然には存在しなかった子供を生み出すのは、やっぱり不安だ」と倫理的な観点から指摘が多い。 

f:id:imp0201:20190401181927j:plain

 一方で、「否定的な意見ばっかりでガッカリする。こんな周りに恵まれた環境での誕生なのに祝福も出来ないの?たくさんの人から愛情を注がれる環境にあるし、子供の事を考えてって言うけど、その子がどう思うかなんてわからない。そんな努力をしてまで産んでくれてありがとうって思わせてあげるように努力するでしょ。愛情があって、素晴らしい環境ならどんな生まれ方だって関係なくない?子供の為に手段を選ばない。とかあくまで授かりもの。言い出したら不妊治療を否定しているよね。自然に出来ないから色んな手段を選択せざるを得ないだけなのに」と今回の出産に肯定的な意見も。

 

 同性婚のカップルも子供が欲しいし、幸せになる権利が当然ある。だが、物理的に男性二人の間で子供を出産することはできない。血縁関係がなくても親子関係になる「養子縁組」など色々な選択肢がある中、今回のように自身の妹が卵子を提供して、母親が出産することは倫理的な観点から「人間のエゴ」なのだろうか。産まれてくる子供が幸せになる環境を作るためにも、議論を重ねて法整備の必要性があるかもしれない。