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ラグビー日本代表会見 試合不出場だった選手の「ある仕草」に大きな反響が

 ラグビーの第9回ワールドカップ(W杯)日本大会で史上初のベスト8入りした日本代表が21日、都内で記者会見を開いた。会見に出席した選手たちが喜びを口にする中で、試合不出場に終わったスクラムハーフの茂野海人が見せたある仕草に、「涙が止まらない」と大きな反響を呼んでいる。

 

 大会不出場に終わった5選手に質問が及んだ時の出来事だった。プロップの木津悠輔、フランカーの徳永祥尭、ウィングのアタアタ・モエアキオラ、フッカーの北出卓也、茂野の5選手に対し、今大会の感想を求められると、それぞれが思いを語った。

 

 木津 試合に出たいっていう気持ちは本当に常にあって、悔しさっていうのは毎回あったんですけど、そこでしっかり切り替えて、チームのためにしっかり相手のコピーというか、しっかりいい練習台、いい練習になるようにやってきました。でも、試合出られなかったんですけど、すごくこの期間っていうのはラグビー選手として貴重な経験できたので、ラグビープレーヤーとして成長できたのかなというふうに思います。

 

 徳永 悔しい部分はありましたけど、楽しいワールドカップ期間でした。言葉で言い表すのは難しいんですけどね。こうやって選ばれて出れなかったっていうことを取り返すためにもまた4年後狙いたいと思いますのでよろしくお願いします。このチームと一緒にラグビーができてうれしい

 

 アタアタ 自分も悔しい部分もありましたけど、このチームと一緒にラグビーができたこと、本当に自分もうれしく思います。この経験を、またこれからも生かして頑張っていきたいと思います。

 

 北出 試合には出場はできなかったんですけれども、北出丼をいっぱいつくって、チームには貢献させていただきました。出場できなかったっていうことも次の頑張るモチベーションになっていますので、また次に向かって努力していきたいと思います。

 

 茂野 やっぱり試合に出ることができずに悔しい思いっていうのはすごくあったんですけど、でも試合に出ている流(大)であったり、史さん(田中史朗)であったりは、やっぱりいいパフォーマンスをしてくれるっていうのはとても誇らしかったですし、1試合、1試合すごく成長しているっていうのを見てて実感することができたので、また僕も1プレーヤーとして今後もさらに成長できるように頑張っていきたいなというふうに思います。

 

 試合に出ていない選手が感謝の念を口にし、周囲の選手たちは神妙な表情でうなずいていた。北出が「北出丼」に言及した時は笑いも起きた。チームの強い絆を象徴する場面で、茂野のコメントは特に大きな反響を呼んだ。同じポジションの流大、田中史朗の活躍を「とても誇らしかった」と発言。隣に座っていた田中から笑顔でグータッチを求められると、茂野は柔和な表情で拳をぶつけた。

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 ネット上では、「会見で試合に出場しなかった5選手のコメントに感動しました。試合に出られず色々な葛藤がある中で、日本に貢献してくれた。感謝しかありません。特に茂野選手がライバルの流選手、田中選手を称えて、田中選手とグータッチする姿を見たら…涙が止まりませんでした」、「茂野選手と田中選手のグータッチ…あれは反則だよ。仕事場で見ていたけど涙こらえるので必死だった。5選手とも日本を代表する素晴らしい選手。悔しさを押し殺して試合に出る選手をサポートしてくれた。今回の会見を見て尊敬の念を抱いた。本当に素晴らしいチームだった」など大きな反響が。「会見を見て、試合に出た選手たちだけではなく、試合に出なかった選手のサポート、首脳陣、裏方の努力すべてが結実して成し遂げた偉業だと改めて感じた」と称賛の声が多かった。