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相次ぐ高齢者の交通事故対策へ スタントマンが絶賛する車の取り付け装置とは

 19日に池袋で87歳の男性が運転する乗用車が暴走し、自転車で走行していた31歳の女性と3歳の娘が死亡したほか男女8人が重軽傷を負った事故が起きるなど高齢者の交通事故が連日報道されている。

 

 警察は09年から運転免許更新時に75歳以上を対象に認知機能検査を行っているが、検査を厳しくしたり、実技試験の導入、さらに一定の年齢で免許を取り上げる声も上がっている。だが、地方で電車やバスなど公共の交通網が未整備の地域は少なくない。車を運転できないと日常生活がままならないケースもある。

 

 長崎県諫早市に拠点を置く九州初の総合専門スタント会社「アッシュネクストプロモーション」で代表取締役を務める佐藤憲さん(49)はスタント歴28年。交通安全イベントではスタントマンとして実際に交通事故を再現するなど安全意識向上へ啓蒙活動を行っている。佐藤さんが高齢者の交通事故を減らす方策として提案したのは「ワンペダル」だった。

 

 通常はアクセスとブレーキと2つペダルが配置されているが、ワンペダルはその名の通り、1つのペダルでアクセルとブレーキの動作を行う。操作方法は、ブレーキは通常のペダルと同様にまっすぐ踏み込むことで作動する。一方、アクセルはペダルの右側部にあるレバーを足先で横へスライドさせることで作動する。

 

 佐藤さんはワンペダルのメリットを強調する。「交通事故の多くはブレーキとアクセルの踏み間違えです。混乱した時に踏み込むペダルを間違えてしまう。ワンペダルにすれば混乱して踏み込んでもブレーキになる。ブレーキとアクセルをいちいち足で変えることにストレスを感じていた人も負担が軽減されると思います。暴走事故の危険性が防げるのではないでしょうか」。

 

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 ワンペダルは取り付け可能な車は20万円前後で設置できるという。実際に、日産の「ノート e-POWER」や新型「リーフ」にこの技術が搭載されている。ワンペダルが普及して交通事故の大幅な減少につながるか注目が集まる。