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忘年会シーズン 職場の飲み会に参加が苦痛な時はどうすればいい?

 臨床心理士の深瀬と申します。企業研修、職場環境改善などを中心に活動しています。今回は、職場の飲み会に出るのが苦痛な場合の対処についてお伝えします。職場の飲み会や懇親会は、それが嫌いな人にとっては大きな苦痛でしょう。出席を楽に断れるのならストレスを感じずにすむのですが、仕事をしていると「断りづらい」「断れない」という場面も多いようです。「飲み会に出たくない。でも断れない。」という人は、次のように考えてみてはいかがでしょうか。

 

  1. 飲み会、懇親会に出るメリットを探す。

 

 人は嫌いな面に目を向ければそれをたくさん見つけますし、肯定的な面やメリットに目を向ければそれをたくさん見つけます。飲み会に出るメリットとしては、例えば、「仕事ではわからない上司や同僚の人柄を知ることができる」、「普段は話さない人と話す機会が持てる」、「自分の考えや思いをさりげなく話せる」などです。コミュニケーションの機会が増えれば良好な人間関係の構築に役立ちますし、仕事以外の場での相手の様子から、その人への接し方のヒントを得られることもあります。これらは仕事を円滑に進めるうえでとても役に立ちますよ。

 

  1. 「人と話す練習」と思う

 

 人と話すのが苦手な人は、「飲み会は人と話す練習の場」と思うのも1つの方法です。はじめのうちはうまく話せなくて当たり前です。けれど、練習を積み重ねるとだんだんうまくなります。練習を続けて、わずかでも「話すことが楽になってきた」「前回の飲み会より一言~二言多く話せた」と感じると、苦痛は減ります。人と話す苦痛が減れば、懇親会などに出席することの苦痛も減るのではありませんか?

 

  1. 飲み会は「30分間だけ出る」、「3回に1回出席する」など、出席することに対するハードルを下げる。

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 体調、体力の問題で飲み会に出たくない場合がありますね。持病や体力のなさは周囲からの理解を得られないことも多く本当に辛いことと思います。周囲の人は、その人を自分や一般的な人と比べず、「〇〇さんにとっては苦しいことなんだ」と認識していただきたいです。性格や行動と同じように体力も病気の状態も人それぞれ違います。体力がないのは怠けているのではなく、本当に疲れてしまって動けないのです。夜、布団に横になっている時間も他の人より長く必要です。体力のない人、またプライベートの事情などで飲み会や懇親会に出席するのが難しい人は、「飲み会は30分だけ出る」、「3回に1回出席する」などの対応をしてみてはいかがでしょうか。

深瀬 砂織(ふかせ・さおり) 東京都出身。臨床心理士でシニア産業カウンセラー、2級キャリア・コンサルティング技能士、キャリアコンサルタントの資格を持つ。企業の研修講師、職場環境の改善提案、経営者、人事労務担当者へのアドバイス、大学、自治体での講演など全国各地で精力的に活動している。