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日経「米朝ハノイ決裂、韓国は分からず日本は予見」報道に、韓国で「屈辱」の声が

 日本経済新聞が、関係が急速に悪化している韓国と北朝鮮について、昨年2月にベトナムのハノイで開催された米朝会談で「核施設の廃棄を米国側に提案した方が良い」と韓国が北朝鮮に助言したが米国にその思惑が通じなかったことが発端になったと4日に報じ、大きな反響を呼んでいる。

 

 同紙はハノイ会談の時、米国が北朝鮮に対して強く出てくることを予想できなかった韓国と違い、日本は前もって米国がどのように会談に応じるつもりだったか把握していたと論じた。

 

 ハノイ米朝会談で、北朝鮮の金正恩国務委員長は300余りからなる寧辺核施設の廃棄と引き換えに経済制裁の解除を要求したが、米国のトランプ大統領は「寧辺」の他にプラスアルファを圧迫して決裂した。

 

 同紙は「この寧辺廃棄という発想が出てきたのが、18年9月に平壌で開かれた南北首脳会談だ」とした上で、「共同宣言に『寧辺核施設の永久的な廃棄』と明記した。トランプ氏を米朝再会談に引き込もうと、文氏が金正恩氏に助言した秘策だった」と伝えた。さらに「北朝鮮情勢に詳しい関係者」を引用し、「ハノイ会談の直前、朝鮮労働党統一戦線部は金正恩氏に、米国が寧辺廃棄との取引に応じると報告した。韓国当局からの情報を通じ、楽観的な見方に傾いた可能性がある」とした。

 

 一方で、「日本政府は米国が北朝鮮との会談に厳しい姿勢で臨むことを把握していた」と論じ、韓国がつかめていなかった米国政府内部の米朝会談戦略を日本はすでに把握していたということを伝えた。同紙は「文氏自身も(ハノイ会談後の)19年4月、寧辺廃棄を含む非核化措置と引き換えに南北経済協力を認めるよう(米国に)求めたが、トランプ大統領は『今は不適切』として一蹴した」とし「北朝鮮はこの(米韓)会談の翌日から文氏への批判を始めた」と分析した。

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 この記事は韓国でも報じられ、「文政権の浅はかさが裏目に出たってこと?日本がすべてを把握していて韓国は事態を読み切れていなかった。屈辱だね」、「北朝鮮にすり寄っている文政権だけど、国際舞台で何一つ結果を出していない。米朝の架け橋どころか、北朝鮮に怒られて米国に見切られている。情けない」などネット上で文政権に批判的なコメントが。一方で、「こんなの結果論。日本は全てを把握していたとか後でなら何とでも言える。こんな記事で韓国より優位に立ったと思う方がおかしい」と反論の意見も見られた。