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中村紀洋連載第13回 キャッチボールの極意は「ボールを深く握ること」

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 守備で一番大事なのはキャッチボールです。指導者によって重視している要素は様々だと思いますが、私が最も大事なのは「ボールを深く握ること」だと思います。どういう風に握って投げるかで球筋が変わる。深く握って投げたほうが肩、肘に負担をかけずに投げられます。

 

 子供たちにボールを握らせると、人差し指から親指までの曲線とボールの間に隙間が空いています。投手は指先で投げるのでこの握り方でよいと思います。ただ、野手は違います。指先で投げると、雨が降っている時は滑りやすく悪送球の危険性が高まります。滑らないために指先じゃなくて手全体がボールに引っ付くように握ります。投球前にボールを握って誰かに引っ張ってもらうのもよいでしょう。これで抜けたら握りが浅いのです。まず、深く握ることでボールが抜けない感覚を覚える。投げ方は指を滑らせることが重要です。自宅でもできる練習法で、ボールを真上に投げる練習法があります。この時はボールがきれいに真っすぐに回転することを意識します。真っすぐ回転しなかったら、人差し指、中指のどちらかに力が入っている。2本の指先に同じ力をかけて上に投げます。その感覚を覚えて上から投げることで、真っすぐな回転の正確な送球が投げられると思います。

 

 今月2日から開設したYoutubeチャンネル「N’s method」で実際に子供たちに教えてキャッチボールを実践しているのでご参考にして頂けるとありがたいです。視聴した方から「褒めて伸ばす指導がいいですね」というご意見を聞きましたが、特別意識はしていないです。大事なのは子供たちに野球を好きになって楽しんでもらうこと。キャッチボールがうまくできたらもっと野球を好きになりますから。暴投を投げるなど技術的な問題があっても怒ることはありません。一緒に話し合って修正点を解決すれば良いのです。僕自身も教えることは楽しいので、子供たちが上達する姿を見るとうれしくなりますね。