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「パラサイト」アカデミー賞受賞に、中国で「複雑な反応」が

 韓国語映画「パラサイト半地下の家族」がアジア映画で初となるアカデミー賞の作品賞を受賞して大きな反響を呼んでいる。

 

 同作品は「半地下」住宅で暮らす全員失業中のキム一家の長男が、IT企業を経営する超裕福なパク一家の家庭教師になったことから、想像を超えるストーリーが展開されていく。韓国では動員1000万人を突破。全米でも2019年の外国映画で興行収入は1位となり、歴代興行収入でも8位と各国で動員記録を塗り替えるほどの盛り上がりを見せている。

 

 ネット上でも、「この映画は面白い。万引き家族とはスケールが違うし、臨場感もあるので感情移入しやすい。日本でも韓国でも面白い映画は面白い」、「お勧めです。観に行って感じましたが、今は韓国映画の方が面白いです。忖度せずに色々書かれているので歴史の記録としても貴重な作品だと思います」と評価する書き込みが目立つ。また、中国でも「私たちの国は商業的な映画が多いので韓国の映画に見習う部分も大きい。ただそういった作品が完成しても公開されるかわからないけど…」と複雑な胸中を明かしたコメントが見られた。

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 一方で、「韓国には半地下に住む人とビルの屋上のプレハブ部屋に住む人もいる。韓国に行った人は見ていると思うが、大抵のビルの屋上にある。もちろん違法建築だ。映画の受賞に喜ぶ文在寅の頭の中が見てみたい。この現実を作っているのは韓国政府なのにね」という指摘や、「こうも、ありのままに表現されると、なんだか実際に暮らしている人たちが ”さらし者” って感じがして、そうならなきゃいいんだけど。これからマスコミや観光客が押し寄せると思うし、監督はじめ映画関係者はそれについてもしっかり対応してほしいだろうね」と半地下で生活する人たちの環境に対する心配の声も少なくなかった。