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なぜ警察に通報しない?美術館で「車いすに乗った男に殴られた」も口頭注意のみ

 漫画家の峰なゆか氏(34)が15日夜、自身のツイッターを更新。東京都美術館で展覧会を鑑賞中に「車椅子に乗った男に殴られた」被害に遭ったことを告白した。


 峰氏は「今日は東京都美術館のクリムト展に行って絵を見てたら、急に車椅子に乗った男に殴られた。びっくりしすぎて固まってたら、さらに無言で2、3発殴られた。美術館の人に伝えると『常連のお客様で頻繁にトラブルを起こす方なんですけど、こちらでできることは口頭注意くらいです』とのこと」と説明を受けたことを明らかにした上で、「追いかけて殴り返そうとしたけど『峰なゆか障害者男性に暴行』という見出しがよぎってやめた。何もできないわ痛いわ惨めだわで泣けてきて、とにかく私が泣きまくるので最終的に私が救護室に連れていかれて終了しました」と悲しい思いをつづった。

 

 この書き込みがSNSで拡散され、大きな反響を呼んだ。質問や苦情が殺到した同美術館は17日に公式サイトを更新。「一昨日御来館いただいたお客様に、館内トラブル時の美術館の対応により、ご不快な思いをさせてしまいました。さらに、このことについて多くの方からお問い合わせをいただくなど御心配をおかけしており、誠に申し訳ございません。ご不快な思いをおかけしてしまった女性のお客様には連絡をとっており、お詫びするなど誠実に対応させていただいております」と謝罪した。また、「今回の反省を踏まえまして、展示室内の巡回警備を強化し、必要に応じてお声かけするなどトラブルの防止を徹底いたします。また、トラブルが発生した際は、双方のお客様から丁寧に事情を確認し、状況によっては毅然とした対応をとるなど、より一層お客様の立場に立った対応を心がけてまいります」と再発防止を誓った。

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 ネット上では、「いやいやいや!暴行事件ですよね?常連とか車椅子とか関係なく。殴られたのは事実で美術館も把握してるなら被害届出すべきです」、「車いすだろうがそうでなかろうが、他のお客さんに暴力をふるったなら暴行として毅然とした態度で警察に通報するのが美術館側のするべき事。車いすに乗っているからと大目に見るのは逆差別。それとこれとは別問題です」と峰氏が被害に遭った際、警察に通報しなかった美術館の対応を疑問視するコメントが多い。車椅子に乗って美術館を訪れる他の来場客にとっても迷惑な話だろう。見知らぬ人を殴る行為は口頭注意の範疇を超えている。同様の事件が起きた場合に、東京都美術館は公式サイトで綴ったように毅然とした対応が求められる。