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反日集会で韓国人と「フリーハグ」した日本人男性 意外な経歴とは

 反日集会が開かれていた韓国ソウル・光化門で日本人YouTuber・桑原功一が韓国人たちと「フリーハグ」を行った動画が大きな反響を呼んでいる。8月30日に投稿し、今月2日午後7時半現在で動画再生回数は16万回を超えた。

 

 動画を見ると、桑原は目隠しをした状態で両手を広げている。その脇には次のような内容の案内文を立てかけられていた。


 「私は日本人です。今、NO安倍集会が行われています。日本では、これが反日デモと報じられ、韓国人全員が日本を嫌いだと思ってしまう人もいます。しかし、私はそう思いません」「日本には、日韓友好を願う多くの市民がいます。韓国にも、日韓友好を望む多くの方がいると思っています。私はみなさんを信じます。みなさんは私を信じてくれますか? もしそうなら、ハグを。」


 物珍しそうに見人も多い中で、「NO安倍」のピケを持っていた韓国人は近づいてハグすると、「あなたは本当に日本人ですか?」「本当に勇気ある人だ」と称えた。老若男女問わず、様々な韓国人がハグするために歩み寄る。ある韓国人の中年男性は感極まったのか涙声で話しかけていた。この「フリーハグ」の様子は韓国のテレビ局で取り上げられた。


 動画のコメント欄には世界中から称賛の声が。「自分は韓国人です。日本が好きで 日本語を独学しました。 とても感動しました。ありがとうございます」、「観ていて泣いてしまいました! 勇気ある行動。 憎しみからは何も生まれない。 異国の人間同士が笑顔で抱きしめ合うって素敵ですね」、今この時期に勇気ある活動とても素晴らしいです。 ハグをしてくれる人は皆、素敵な笑顔ですね。 この動画を見ると自然に涙が流れてきます」など感動したという文章が書き込まれた。

 

 反日集会の横で韓国人との「フリーハグ」を敢行した桑原は世界中を渡り歩いていて外国でも知名度が高い。桑原のフェースブックの情報などによると、84年生まれの群馬県出身。創価大学で冒険教育学を専攻。幼稚園、小学校、中高英語、計4つの教員免許を取得した。大学卒業後、世界一の教師になる決意で世界一周へ出発。フィリピンに語学留学、オーストラリアでワーキングホリデー、中国で日本語教師、タイでマッサージ学校、ユーラシアで大陸自転車横断に挑戦するなど世界を飛び回った。海外の人たちと接する中で、特に海外で出会った韓国人や中国人の優しさに衝撃を受けたという。

 

 日本のメディアで流れる情報を鵜呑みにすることの危うさを実感し、日本人が韓国や中国などに対する偏見や誤解を解きたいと、「フリーハグ」活動を始めた。11年に韓国の首都ソウルで初めてフリーハグ活動をすると。その様子を撮影した動画がSNSで爆発的に拡散されて100万回再生を突破。昨年公開した「日本人が目隠しをして中国でフリーハグをしてみた」が中国国内で多くの反響を呼び、今年4月から日本の大学で使われる中国語の教科書の題材となっている。

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 日韓関係は悪化の一途をたどるが、民間交流は絶やしてはいけない。反日活動の横で韓国人とハグを交わした桑原の勇気ある行動に対し、「YouTuberの金稼ぎ」、「殴られた危険性もある。行動が軽い」と批判する声もある。だが、国境を越えて多くの人たちが心を突き動かされた事実は称賛されるべきだろう。