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「1000万円もらっても行きたくない」 韓国人が語る兵役生活の実態とは

 韓国アイドルグループのメンバーが兵役で入隊する際にメディアで大々的に報じられる。日本にはない「兵役」の実態を知っている人は多くない。韓国人ユーチューバーが「1000万円もらっても行きたくない」と語る兵役生活は一体どのようなものなのだろうか。

 

 韓国は「兵役法」で、すべての成人男子(韓国では満19歳)に兵役の義務が課せられている。19歳になると徴兵検査を受けて健康状態、精神状態を判断されて1級~7級の等級に分類される。1~3級が「現役兵」として実際の軍隊に入ることに。進学や芸能活動などやむを得ない事情で延期は可能だが、30歳までに入隊しなければいけない。兵役義務期間は軍と海兵隊が21カ月、海軍が23カ月、空軍が24カ月と定められている。

 

 訓練は戦争を想定しているので危険が伴うことも。過酷な訓練に精神状態が限界を超えて過去には自殺したり、錯乱状態になって銃乱射事件を起こしたりするケースも。軍隊内での暴力やいじめが問題になったこともあった。心身ともに厳しい訓練で社会から2年近く隔離されることから、「兵役逃れ」を敢行する若者もいた。芸能人やスポーツ選手の中には膝の軟骨を除去したり脱臼したり、尿に血液を混ぜるなどの手口で兵役を逃れようとして問題になったケースもあった。ただ、スポーツ選手にとって20代前半はアスリートして伸び盛りの時期。2年の兵役生活で競技を離れるのは大きなマイナスになるので同情的な意見もある。

 

 実際に兵役生活を送った韓国人ユーチューバーがいる。だいきとぜひょんの2人が「韓国のアイドルでも避けられないところ、、『軍隊』」というタイトルで兵役体験を告白している。ぜひょんが「1000万円あげるっていったらもう一回軍隊いく?」と聞くと、だいきは「絶対行かない。1000万円?少ない」と否定。ぜひょんは「(1000万円もらっても)行くという人はほとんどいない。精神的にしんどい。社会と別れているので特別な組織。携帯も使えない。できるのは電話だけ。連絡がしょっちゅうできないので彼女と別れますし。(兵役に行くと)98%は(彼女と)別れますね」と明かした。

 

 1000万円の大金をもらえる条件でも再び兵役に行きたくないという会話が、訓練の過酷さを物語っている。韓国では軍隊経験を誇りに思う男性も多い。兵役の義務がない日本とはまったく異質の世界と言えるだろう。 

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