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韓国人の日本代表・具智元に称賛の嵐 「韓国でも取り上げてほしい」の声が 

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会は20日、東京スタジアムで準々決勝の第4試合があり、日本は優勝候補の南アフリカに3-26で敗れ、史上初のベスト4入り進出はならなかった。日本は1次リーグA組を4戦全勝の1位で突破。W杯初の決勝トーナメントに進出したが、前回大会で大金星を飾った南アフリカ戦に最後は力を尽きた。

 

 自分より体格が大きい相手に体をぶつけて一歩も引かない。勇敢な戦いぶりは見ている人たちの胸を揺さぶり、日本列島は感動一色に包まれた。ラグビーは他のスポーツと違い、一定の条件を満たせば外国人出身の選手も日本代表としてプレーできる。この制度に賛否両論の声が上がっていたが、大会が進むとそのような批判は皆無となった。人種、肌の色関係なく、全選手が心を一つに日本代表のために戦っていた。リーチマイケル、トンプソン・ルーク、ピーター・ラブスカフニなどを中心にメディアでその貢献ぶりが大きく取り上げられた。

 

 その中で、今大会人気が急上昇したのが、韓国出身でプロップとして奮闘した具智元(グ・ジウォン)だった。フォワードの最前線で体を張り、日本の鉄壁の防御の一翼を担った。試合前の君が代を誰よりも大きな声で歌い、予選第4戦目のスコットランド戦で負傷交代すると涙を流して悔しさを露わに。試合後のインタビューでは素朴で穏やかな口調で「癒し系キャラ」として、グラウンドの闘志あふれる姿とのギャップで人気を集めた。

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 日韓関係が悪化の一途をたどっている背景もあり、韓国に嫌悪感を抱く声は今も多い。それでもネット上では、「今大会で一番好きになった選手が具選手です。君が代を大きな声で歌っている姿を見て涙が止まらなかった。歯を食いしばって日本のために戦ってくれた。あなたは韓国人だけど、魂は日本人です。感動をありがとう」、「選手の皆さん、有難う。個人的には、具選手本当にありがとう。韓国嫌いのわたしが、韓国人に初めて好きな人が出来ました。あなたのお陰です」、「グーちゃんが韓国人の中で一番好き。日本で一番愛されている韓国人だと思う。私は韓国を好きでも嫌いでもないけど、国籍で人を判断しちゃいけないんだなって思った。グーちゃんが日本と韓国の友好の架け橋になると思う。もっと韓国のメディアでも取り上げてほしい」と称賛の書き込みが。一躍人気選手になった具の今後の活躍に注目が集まりそうだ。