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韓国人が分析した「韓国がノーベル賞を受賞できない理由」に、大きな反響が

 韓国人著作家の崔碩栄(チェ・ソギョン)氏が「韓国がノーベル賞を受賞できない」理由について分析した時事通信の報道が大きな反響を呼んでいる。

 

 崔氏は「根本的な原因として『教育』にあるように思う」と指摘。「私は1980年代、ソウルで中学、高校に通った。今、振り返ってみると、学生時代に受けた教育は、ノーベル賞とはあまりに縁遠い気がしてならない。あのような教育を受けたら仕方ない、と思うからだ」と語った。

 

 そして、理科の授業では一度も理科学機材に触れたことがなく、全て紙面の上での「イメージトレーニング」にとどまっていた。国語の授業でも高校時代に国語や現代文学の時間には「作文」するチャンスがなく、学校では大学入試のための準備、問題集ばかりやっていたという。崔氏は「私は、日本で同世代の日本人に会うたびに、中高校時代の話を聞いてみた。すると、地域、学校による多少の差はあっても、ほとんどの人は多かれ少なかれ、実験、作文の機会はあったという。正直、うらやましかった。普通の日本人は、そこに大きな意味があると思わないかもしれないが、そこに韓国と日本の大きな差があると思う。学生時代に好奇心、興味、モチベーションを感じる経験の有無は、計り知れないほど大きいからだ」、「80年代の韓国では、残念ながら、大学入試という「目標」だけが優先され、机の前に座り、教科書と問題集だけに全てのエネルギーを費やした」とした。

 

 最後に、「80年代のソウルの学校は、1クラス60人という過密な環境だったが、今は30人前後。そして、教育内容も改善され、音楽、芸術、体育も充実し、学生の個性を育てる教育を行っていると聞く。彼らが大人になった時には、創造的な発想を持ち、個性的な研究を成し遂げることができるかもしれない、と淡い期待を抱いている」と締めくくった。

 

 ネット上では、崔氏の意見に大きな反響が。「貴方のように冷静な分析力を持つ人たちが、今の韓国には確かに少ないでしょう、待望論を唱えるのであれば、机上論で人間の能力を評価するという現在の教育システムを根本的に変えなければならないと思います」、「韓国人の視点で教育論を語っているだけに説得力がありますね。確かに教育から想像力が培われているだけに重要だと思います」と評価する意見が多かった。また、「チェさんの体験談はとても分かりやすく核心をついた話で納得できた。日本人は本当に恵まれている事に気づかず自虐性が強すぎるのだと思わされる。『日本の教育は遅れている』と誰かが叫んでもそれを否定して良さを語れる人物は少ない。むしろ賛同する日本人の方が多いだろう。こういう他国との比較をしっかり偏向なく語ってくれる方は貴重だ」という意見もあった。

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 一方で、「崔さんの見方は、器具に触れられなかった、作文などを発表の場が少なかったと言う。些細でしかないことだ。最大の違いは、慰安婦の研究結果がわかり易いが、研究結果、多くの意見があるのは日本。韓国は研究結果を司法、行政、マスコミ、大衆が 吊るし上げて、ひとつ選択する社会にみえる。少数派の結果を潰す社会にノーベル賞を望む方が無理だろう」と異論の声もあった。