【スポンサーリンク】

日韓戦で韓国人サポーターのある行動に、「やめてほしい」と批判の声が

 サッカー日本代表は18日に韓国・釜山で行われたE-1選手権最終節で韓国代表と対戦し、0-1で敗れた。引き分けでも優勝だったが攻守に精彩を欠いた戦いぶりで、韓国が大会3連覇を達成。その中で、日本サポーターが陣取ったスタンドで、ガンで闘病中の元韓国代表・柳想鉄氏をハングル語で激励した「頑張れ!ユサンチョル」の垂れ幕が大きな反響を呼んだ。

 

 韓国代表で主力として活躍した柳想鉄氏は日本でもなじみの深い選手だった。かつて横浜F・マリノス、柏レイソルでプレーし、J1リーグで通算113試合44得点と活躍。FWからDFまでこなすオールラウンダーとして、横浜FM時代にはリーグ優勝を経験した。今年5月に仁川ユナイテッドFCの監督に就任して指導者としても期待を集めたが、11月にステージ4の膵癌であることを公表。現在は闘病生活を送っている。

 

 韓国メディア「SPOTVNEWS」は日本人サポーターが垂れ幕で柳想鉄氏を激励した取り組みを、「宿命のライバル決戦だったが、1人のことを考える心に国籍はなかった」と称賛。「ユ・サンチョル監督を思う心、釜山で日韓は一つだった」との見出しで、「国籍を越えた応援に人間味があった」と感銘を受けていた。

f:id:imp0201:20191219111931j:plain

 日韓の絆が深まるエピソードだが、一方で韓国人サポーターの中に「NO JAPAN」と書かれたプラカードを持っていた女性の姿がスタンドで確認された。「NO JAPAN」は日本製品の不買運動を象徴する言葉として、日韓関係が悪化した7月ごろからデモの横断幕やSNS上の単語で使われるようになった。テレビでもこのプラカードが映し出されたことから、「不買運動をやるのは勝手だけど、政治をスポーツに持ち込まないでほしい」、「ユサンチョルさんの回復を日韓のサポーターたちが願っている空気に水を差さないでほしい」など、Yahoo!ジャパンのコメント欄には批判の書き込みがみられた。もちろん、日本製品の不買運動に賛同する動きが、韓国人の総意ではない。スポーツの国際大会で誤解を招く行動は慎むべきだろう。