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コロナ感染判明後に長距離移動の女性 ネット上で「個人情報」が流れる事態に

 山梨県は3日、新型コロナウイルス感染が確認された東京都の20代女性について、PCR検査結果が出る前の1日夜に山梨から都内に帰宅したと発表していたが、実際の帰宅は陽性結果報告を受けた後の2日だったと訂正した。女性が保健所に虚偽の説明をしていたことが判明し、批判的な意見が殺到。この女性の個人情報を探る「ネット特定班」の動きに懸念の声が上がっている。

 

 県によると、女性は4月26日に味覚と嗅覚に異常を感じた。しかし、自宅待機することなく、28日まで都内の会社に出勤。翌29日に新宿発の高速バスに乗って富士急ハイランドバス停で下車し、親族の車で帰省した。30日には県内の友人宅で4人とバーベキューをした。帰省中に買い物にも出たという。30日に勤務先の同僚の新型コロナ感染が判明。女性は味覚と嗅覚の異常が続いていたため、今月1日に県内の帰国者・接触者相談センターに相談。PCR検査を受け、2日に陽性が判明した。

 

 県は当初、女性が高速バスで都内に戻ったのは1日と発表していたが、2日に県の記者会見を見ていた女性の知人から保健所に情報提供があり、虚偽報告が明らかに。県は「実家で暮らす親族も女性と同じ虚偽申告だったので話の中で矛盾点は見つけられなかった」と説明した。また、女性の濃厚接触者としてPCR検査をした県内在住の20代男性が新たに陽性だったことも発表した。

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 ツイッターなどSNS上では、「絶対に許せない」とこの女性の名前、職業などを突き止めようとする動きが高まり、ある個人名と職業がネット上で出回った。該当者のツイッターは批判的なコメントが殺到し、閉鎖する事態に追い込まれている。ネット上では「ツイッターが炎上した人、別人みたいだよ。コロナに感染した女性という根拠もなかったのに酷すぎる。やっていること名誉棄損だよ」、「ネット上で個人を特定して私刑でリンチするとか法治国家として許されない。こういうネット特定班は厳しく処罰するべきだと思う」と苦言を呈するコメントが多かった。