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33歳のフィギュア選手が自殺も、同情の声が少ない理由とは

 フィギュアスケートのペアで活躍し、暫定的な出場停止処分中の今年1月に自ら命を絶ったジョン・コフリン氏(享年33歳)について、パートナーを組んでいたブリジット・ナミオカ氏(29)が、2年にわたり性的暴行を受けていたことをフェースブックで明かした。

 コフリン氏は今年1月に性的暴行の疑いで米国セーフスポーツセンターから出場停止の処分を科された翌日に自宅で自殺した。ナミオカ氏はフェースブックで自身や他の選手がコフリン氏から暴行を受けていたことを告白。被害に遭った当時、ナミオカ氏は14歳から17歳で、暴行疑惑のコフリン氏は18歳から21歳だった。

 ナミオカ氏は「ごめんなさい、でもジョンは、私を含めた少なくとも10人を傷つけました」「彼は2年にわたって私を暴行しました。無実の人間は首をつりません」、「彼の行為を擁護する人は、被害に遭った子たちのことを考えてください」と綴った。コフリン氏本人は生前、性的暴行を否定していた。

 

 実名で名乗り出て被害に遭ったことを打ち明けるのは大きな勇気が必要だっただろう。「どの世界どの競技でも暴行、パワハラ尽きないですね。2年も被害を告白出来ずに辛い想いをしていたんですね。まだまだ世界中に同じ様に苦しく辛い想いをしている人が沢山いると思うと残念です」などナミオカ氏に対する同情的な意見が多い。一方、コフリン氏に対しては「加害者は死亡しても、被害を受けた人達はこれからも生きてかないといけない」、「才能があれば 悪いことしても暴かれないとでも思っているのか。償ってこそ 被害者の赦しを得るものだ。彼は償っていないのだから 永遠に赦しを得ることはない」と批判的な書き込みが目立った。

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 コフリン氏が自ら命を絶ったため、暴行疑惑の真相が解明できない点もある。ただ、ナミオカ氏の告発を無駄にしないためにも、フィギュア界や選手たちが危機意識を持って再発防止に向き合わなければいけないだろう。