「あいつは絶対NBAに行く」 高校の恩師が太鼓判を押した渡辺雄太の凄さ

 木村昇吾です。オーストラリアのメルボルンを拠点にクリケットをしています。今回は史上2人目のNBA公式戦出場を果たした渡辺雄太選手についてお話しさせて頂きます。

 

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 昨年10月に渡辺選手がNBA公式戦初出場を果たしたというニュースが流れた時に、「あっ、この子は…」と驚きを受けました。渡辺選手は僕と同じ香川・尽誠学園出身です。同校の恩師の石川慎也先生は僕がプロ入団後も会食をするなど交流があり、そこで聞いたのが渡辺選手の話でした。「バスケ部に凄い選手がおる。身長が高い上に強くて動きも速い。シュートもうまい。将来絶対日本代表に行くし、NBAにも行く。渡辺って選手を覚えといて」。NBAは私と同学年の田臥勇太選手(栃木ブレックス)が04年に日本人初のNBAプレーヤーとして出場して以来、誰もコートに立ったことがない場所です。テレビでNBAの試合を見ることがありますが、息を飲む別次元のスーパープレイばかりでレベルの高さを表現できないほどです。そんな夢の舞台で渡辺選手が堂々とプレーしている姿を見て本当に凄いなと思いました。

 

 ちなみに、石川先生は銃剣道部の監督を務めており、僕が尽誠学園に在学中に「おまえは絶対にプロ野球に行けるから頑張れ」と声を掛けてくれました。その言葉に勇気をもらいましたし、その石川先生が渡辺選手を絶賛していたので本当にNBAに行ったら凄いなと思って気にしていました。14歳下ですが、海外の最高峰のリーグで頑張っている姿は刺激になります。これからの活躍も楽しみですね。僕もクリケットでインドのプロリーグで活躍するという夢を現実にできるように日々精進していきたいと思います。

 

 

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木村 昇吾(きむら・しょうご) 1980年4月16日、大阪府生まれの38歳。尽誠学園で3年夏に甲子園出場。愛知学院大に進学し、遊撃手でベストナインを5度獲得するなどリーグ通算打率・318、5本塁打。02年ドラフト11位で横浜に入団。07年オフに広島にトレードされ、11年は遊撃のレギュラーをつかみ、自己最多の106試合出場で37犠打をマーク。15年オフにFA権を行使したが移籍先が難航し、西武にテスト生で入団。昨年限りで戦力外通告を受け、クリケットに転身。インドのプロリーグでの活躍を目指す。あずさ夫人と子供は1男2女。 木村昇吾公式サイト(http://shogokimura.net/)