木村昇吾連載第24回  甲子園で一緒に記念撮影…高校、プロで対戦が叶わなかった松坂大輔への思い

f:id:imp0201:20181231144147j:plain

 

 木村昇吾です。甲子園は第100回記念大会で昔の映像がよく流れます。「松坂世代」の僕が思い出すのは松坂大輔投手の圧倒的な存在感です。尽誠学園で甲子園出場した3年夏。開会式を終えてスタンドに行くと、たまたま前に松坂投手がいました。春の選抜で優勝してその名は全国にとどろいていました。一緒に写真を撮ってほしいとお願いしたら、快く応じてくれて。「尽誠強いよね」と話しかけてくれました。「春の選抜で全国制覇してるやん」と思いましたが、有名なのに飾らない人柄で気遣いができる対応に凄いなと感じました。

 

  残念ながら高校、プロで一度も対戦することがありませんでした。僕がプロ野球の1軍の舞台でプレーする時期に松坂投手はメジャーに行っていました。横浜にいた時に西武と対戦して彼が先発だったのですがその試合で打席に立つ機会が巡ってきませんでした。打つ、打たないではなく、トップの中のトップの投手の球を打席で見たかった。高3の夏から20年が経ちました。僕はプロ野球で15年間の現役生活を経てクリケットに転向しましたが、松坂投手は現役で頑張っています。同級生ですが、「松坂世代」と世代に苗字がつく特別な存在。同じ世代の端くれとしてスーパースターの彼の存在を誇りに思います。1年でも長くプレーしてほしいですね。

木村 昇吾(きむら・しょうご) 1980年4月16日、大阪府生まれの38歳。尽誠学園で3年夏に甲子園出場。愛知学院大に進学し、遊撃手でベストナインを5度獲得するなどリーグ通算打率・318、5本塁打。02年ドラフト11位で横浜に入団。07年オフに広島にトレードされ、11年は遊撃のレギュラーをつかみ、自己最多の106試合出場で37犠打をマーク。15年オフにFA権を行使したが移籍先が難航し、西武にテスト生で入団。昨年限りで戦力外通告を受け、クリケットに転身。インドのプロリーグでの活躍を目指す。あずさ夫人と子供は1男2女。 木村昇吾公式サイト(http://shogokimura.net/)