木村昇吾連載第12回 インドに旅立つ前に自己最多得点で打撃に手応え

 

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トム・ハフー日本代表コーチ(左)と共に笑みを浮かべる木村


 クリケッターの木村昇吾です。今回は打撃で手応えをつかんだ試合について。

 

 6日に佐野クリケットグラウンドで試合を行いました。相手は全員がインド人というチームで非常にレベルが高かったです。その中でバウンダリー(野球のフェンス)をノーバウンドで越える6得点の長打を5本打つなど26球で自己最多の62得点をマークしました。僕がうれしかったのはインド人の選手たちが「あいつは誰だ?」と興味を示してくれたこと。プロ野球選手・木村昇吾の存在を知らず、クリケットの選手として一目置いてもらえたことは大きな自信にもなりました。

 

 4月末に日本代表合宿を行いましたが、日本を代表するボウラー(投手)たちとの対戦やコーチの指導による打撃練習で得た感覚が今回に生かされたと思います。野球のミートポイントより手元まで引きつけて、体に当たりそうなワンバウンドの球で長打を連発することができました。クリケットのミートポイントをつかんで実践できたのは収穫です。もちろん課題もあります。打撃を崩すため、ボウラーがワンバウンドさせる位置も様々です。投手寄りにバウンドした球に対し、足を使って打つ技術をもっと磨かなければいけません。

 

 11日からインドに行きます。主な目的は現地の空気を体感すること、クリケット世界トップリーグの観戦です。映像だけでは把握できない世界があります。本場のプレーを実際に見て自分の今の立ち位置をどう感じるか。非常に楽しみです。

木村 昇吾(きむら・しょうご) 1980年4月16日、大阪府生まれの38歳。尽誠学園で3年夏に甲子園出場。愛知学院大に進学し、遊撃手でベストナインを5度獲得するなどリーグ通算打率・318、5本塁打。02年ドラフト11位で横浜に入団。07年オフに広島にトレードされ、11年は遊撃のレギュラーをつかみ、自己最多の106試合出場で37犠打をマーク。15年オフにFA権を行使したが移籍先が難航し、西武にテスト生で入団。昨年限りで戦力外通告を受け、クリケットに転身。インドのプロリーグでの活躍を目指す。あずさ夫人と子供は1男2女。 木村昇吾公式サイト(http://shogokimura.net/)