木村昇吾連載第40回 豪州で西武投手陣の快投に刺激 懐かしの助っ人外国人と8年ぶりの再会も

 木村昇吾です。豪州のメルボルンを拠点にするプレミアリーグのチーム「セントキルダ」でプレーしています。先日、豪州の野球リーグに所属している「メルボルン・エイシズ」の試合を観戦しました。ウインターリーグで参加している高木勇人投手、斉藤大将投手の継投策で勝ったのですが刺激を受けましたね。彼らとは豪州で会食もしましたし頑張ってほしいという思いと共に、自分も負けていられないと気持ちが引き締まりました。
 

 試合前には同チームのオーナーを務めるジャスティン・ヒューバーと再会しました。お気づきになられた読者もいるかもしれません。ヒューバーは豪州出身の元プロ野球選手で10年には広島でチームメートとして一緒にプレーしました。8年ぶりの再会でしたが、顔を覚えていてくれたしうれしかったですね。「おまえも試合に出ろ」と言われました(笑)。野球を見ているとやりたくなる気持ちは当然あります。やはり野球人なので打席に立ってみたい、バットを振ってみたいという思いになります。ただクリケットでレベルアップを目指している今、野球のスイングをすることでクリケットのスイングに悪影響を及ぼしてしまう怖さがあります。野球とクリケットの打撃は似て非なるもので繊細なものです。
 

 野球をやっていたことで身についたアドバンテージは当然生かしていかなければいけないですが、クリケットに対応するために改善しなければいけない部分もあります。新たな世界で成功をつかむためにも、今はクリケットの打撃に集中するようにします。

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広島で同僚だったヒューバーと8年ぶりの再会で写真撮影



木村 昇吾(きむら・しょうご) 1980年4月16日、大阪府生まれの38歳。尽誠学園で3年夏に甲子園出場。愛知学院大に進学し、遊撃手でベストナインを5度獲得するなどリーグ通算打率・318、5本塁打。02年ドラフト11位で横浜に入団。07年オフに広島にトレードされ、11年は遊撃のレギュラーをつかみ、自己最多の106試合出場で37犠打をマーク。15年オフにFA権を行使したが移籍先が難航し、西武にテスト生で入団。昨年限りで戦力外通告を受け、クリケットに転身。インドのプロリーグでの活躍を目指す。あずさ夫人と子供は1男2女。 木村昇吾公式サイト(http://shogokimura.net/)