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日本で大人気の「既婚者サークル」 その実態とは

 日本で今、結婚している夫、妻が集まるサークルが人気を集めている。通称「既婚者サークル」と呼ばれるもので、イベントを開催する業者の数は10を超える。このイベントは平日、休日問わず、昼も夜も毎日行われている。1週間前には予約しないと満席になるケースも少なくない。東京で開催されることが多かったが、近年は大阪、神戸、名古屋などでも連日開催されている。

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 では、実際に「既婚者サークル」はどのような内容なのだろうか。人数は男女計20~40人を募集する。多い場合はホテルの宴会場を貸切って100人以上が参加することも。ネット上で申し込み、イベント会場でキャッシュで参加費を支払うケースが多い。会場はバー、ホテルのレストランを貸切ることが多い。参加費は男性が1万円~1万5000円、女性は1000円~2500円が定番だ。イベントの種類は多彩で、30代、40代、50代、60代と年齢別だったり、男性は「年収1000万限定」、「イケメンのみ」など条件を設ける場合も。ハイスペックの男性が参加するイベントは女性人気が高く、1週間前には男女ともに満席になる。

 

 イベントは2時間で終わることが多い。3人1組のテーブルで15~20分で話すと、男性3人だけ隣のテーブルに移動して違う女性たちと再び会話する。制限時間までにすべての女性がいる席を回り、会話する仕組みだ。会話の内容は「子育て」、「どのような仕事をしているのか」、「趣味」などが中心で初対面だが和気あいあいとした雰囲気だ。アルコールの飲み放題のイベントが多く、昼からお酒を飲むと開放的な空気になることが多い。

 

 すべての業者は「不倫を推奨していない」とサイト内で強調する。新たな人間関係を築くコミュニケーションの場を提供しているという立場だ。しかし、中には深い関係に結ばれてしまう男女も。このイベントで仲良くなった男女が後日、2人きりで会うことは珍しくない。参加者の中には、特に男性に多いのが「不倫目的」でイベントに申し込むケースが多いことだ。複数の女性にアプローチしたため、女性たちから業者に苦情が入って、男性が次回のイベントから参加禁止になったケースもある。

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 女性は安い費用でアルコールも飲み放題のため、リフレッシュに参加する人たちが多い。そのような女性たちは男性に口説かれても「友達は多いけど恋人はいらない」と拒絶する。ただ夫に対して、「既婚者サークルに参加する」と事前に伝えるケースはほとんどない。夫からすれば気分が悪くなるし、誤解を招く危険性があるため、「友達と御飯に行ってくる」と伝えるのが定番のようだ。

 

フリーライター 中町陽介