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JT連載 ソフトバンク・柳田は「野球の常識を変える選手」

 「株式会社J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回はソフトバンクの柳田悠岐選手についてお話させて頂いてきます。

 

 私はロッテ、ヤクルト、DeNAと3球団でトレーナーとしてコンディショニング部門に携わってきました。現場で選手に接して実感したのが、プロ野球選手は身体能力の化け物たちの集まりだということです。ただ筋肉が大きい、筋肉量が多いと数値に見えるものだけではなく、体の使い方や動かし方を含めて驚異的なパフォーマンスに何度も驚かされました。

 

 そんな超人たちのプレーを長年見てきましたが、別格だと驚かされるのが柳田選手です。映像で見た印象だけなのですが、今までのプロ野球の常識を覆した異次元の選手ではないでしょうか。柳田選手より筋肉量が多い選手はいると思います。ただ、あれだけ全身の力を100%使ってボールを遠くへ飛ばす能力が優れた選手は今まで見たことがありません。本人にしかわからない感覚なのでしょうが、体の使い方が天才的なのでしょう。左打者で逆方向へ打った瞬間に分かる特大アーチをあれだけ連発する選手は、過去のプロ野球界にいたでしょうか。バットを出す角度、バットにボールを乗せる感覚も他の選手と違い、全身のパワーが打つ瞬間に凝縮されている。力強い打撃ですが、「力だけじゃない」ことを感じさせる高度な体の使い方。どんなイメージで打っているのか非常に興味深いです。

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 柳田選手の存在は野球界の常識を変える可能性が十分にあります。野球をやる子供たちは柳田選手のパワー、スピードにあこがれて真似をする。プロ野球選手の新たなモデルケースになります。メジャーリーグでも十分に通用する可能性がある選手ですが、昨年オフにソフトバンクと7年契約を結んでいます。日本で身近に見られる喜びをかみしめながら、今後の活躍が楽しみですね。