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ロッテの一時代を支えた今江敏晃、西岡剛の対照的な歩み

 「J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回はロッテの一時代を支えた楽天の今江敏晃2軍育成コーチ、独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスでプレーする西岡剛選手ついてお話させていただきます。

 

 私が05年から2年間、ロッテで1軍コンディションコーディネーターを務めていました。バレンティン監督の下で05年は日本シリーズで阪神に無傷の4連勝で日本一に輝きましたが、勢いに乗ったら手の付けられないチームでした。その象徴的な選手が今江コーチと西岡選手でした。

 

 今江コーチは当時プロ4年目の22歳、西岡選手はプロ3年目の21歳でした。バレンタイン監督に素質を見出された両選手は05年にブレークしました。今江コーチは三塁のレギュラーをつかみ、132試合出場で打率・310、8本塁打、71打点。35二塁打はリーグ最多でした。西岡選手は122試合出場で打率・268、4本塁打、41盗塁。盗塁王を獲得し、リードオフマンとして打線を牽引しました。

 

 両選手の性格は対照的でした。今江コーチは地道な練習に自ら取り組むタイプで、遠征先のウエートトレーニングも毎回必ず来ていました。癒し系の雰囲気で先輩からもかわいがられていましたね。一方、西岡選手は現状に満足せず、常にギラギラしていました。あれほど負けず嫌いな選手はなかなかいないと思います。

 

 今江コーチは今季限りで現役引退し、2軍の育成コーチに就任しました。引退した際に電話で話しましたが、人間性が素晴らしく野球理論もしっかりしているのでコーチとして最高の人材だと思います。1人でも多く、1軍で活躍する若手を育ててほしいですね。

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 一方で西岡選手は今月12日に行われた12球団合同トライアウトに参加し、NPBからオフl-がなかった場合も来季は現役を続ける意向を示唆しました。35歳という年齢を考えれば、NPB復帰は険しい道かもしれません。ただ、ロッテで「スピードスター」として活躍していた20代の時に比べてその輝きは色褪せたとは思いません。野球に真摯な姿勢で取り組む今の西岡剛はかっこいいですし、尊敬の念を抱きます。悔いのない野球人生を送ってほしいですね。