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現役引退したロッテ・福浦が「誰からも愛される」理由とは

 「J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回は今季限りで現役引退した千葉ロッテマリーンズ・福浦和也さんについてお話させて頂きます。

 

 福浦さんの引退試合となった23日の日本ハム戦(ZOZOマリン)の試合をテレビで観戦していましたが、指名打者で9回の守備から一塁に入った福浦さんが日本ハムの最後の打者・平沼翔太選手のライナーをダイビングキャッチした時は鳥肌が立ちました。福浦さんが他の選手と抱き合う姿を見て、「神様はいるんだな」としみじみ思いました。

 

 私は05、06年にロッテで1軍コンディショニングコーディネーター務めていました。05年はロッテが31年ぶりのリーグ優勝と日本一に輝きましたが、福浦選手はお母さんのような包容力がありました。里崎智也、西岡剛、今江敏晃、李承燁、サブロー、フランコ、ベニー、渡辺俊介、清水直行、小林宏之、久保康友、薮田安彦、藤田宗一、小林雅英…個性的なメンバーたちがズラリとそろっていました。決して「仲良し集団」ではなかったです。彼らがギラギラしながらプレーできたのは福浦さんの包容力があったからこそだと思います。誰にも分け隔てなく物腰柔らかい態度で接し、スランプの選手に声をかけたりしていました。時には野球に対する姿勢に驕りが見えた若手に注意することも。誰からも愛される選手だったのは、ビデオメッセージでロッテの当時のメンバーが心の底から感謝の念を口にしていたことからも伝わってきたと思います

 

 謙虚で誰よりも練習熱心な姿はチームの良きお手本でした。腰痛を10年以上抱えていましたが、体のケアに細心の注意を払いながら少しでもうまくなりたいという探究心は凄かったです。シーズンオフにゴルフをやった後もZOZOマリンスタジアムに立ち寄ってトレーニングをする。夜中12時を過ぎて球場のジムに来る時もありました。裏方に対しても「任せるよ」と全幅の信頼を置いてくれました。私もトレーニングのメニューなどについて話し合いを何度も聞きましたが、真剣に耳を傾けてこちらの意見を尊重してくれました。「この人のためならどうにかしたい」と裏方は皆思っていたのではないでしょうか。

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 現役引退されて、これからは指導者としての野球人生がスタートすると思いますが、僕は個人的にいつか監督をやってほしいです。あまり表に出たがらず口数が多い性格ではないですが、福浦さんの野球に対する考え方は非常に深いですし、新たなリーダー像を作り出せると思います。05年の優勝メンバーたちもコーチとして尊敬する福浦さんを支えると思います。僕だけでなく、ロッテファンは皆その日が来ることを待ち望んでいると思います。