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高校日本代表U18W杯で5位も…得難い貴重な経験とは 

 「J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回はU18ワールドカップを戦った高校日本代表についてお話しさせて頂きます。

 

 今大会は5位という結果に終わり、12年大会以来のメダルなしに終わりました。結果だけ見れば残念かもしれませんが、選手たちは海外で得難い貴重な経験をしたのではないでしょうか。最速163キロ右腕・佐々木朗希投手、今夏甲子園の準優勝投手・奥川恭伸投手、投打で活躍した西純矢投手は現地で評価が高かったですし、日本のチーム防御率1.58は出場12か国中トップでした。日本伝統の「投手力の高さ」はアピールできたのでないでしょうか。

 

 今回参加した選手たちは肌で感じたと思いますが、国際大会と国内大会はまったくの別物です。球場の特徴、気候などの環境面、相手投手の球質、打者のスイング軌道などのプレースタイルが全く違います。高校生は普段使っている金属バットから国際試合は木製バットに変わります。これだけ様々な変化に対応するのは非常に難しいことですが、それができるのが超一流選手です。野茂英雄投手、イチロー選手、松井秀喜選手など日本だけでなく、メジャーリーグでも名を轟かせる活躍をされたスーパースターたちの「活躍できて当たり前」のプレッシャーを跳ね返す凄さを改めて感じます。

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 個人的に印象に残っているのが、スーパーラウンド2戦の韓国戦です。延長10回のタイブレークの末にサヨナラ負けを喫しましたが、日本も韓国の選手も純粋に勝ちにこだわって死力を尽くして戦っていました。スポーツの素晴らしさを多くの人に伝えてくれた熱戦でした。大会前は悪化の一途をたどる日韓関係で日本の参加に疑問の声も出ていましたが、野球を愛する気持ち、相手に敬意を表して全力でぶつかる姿に国境はありません。このような「生」の国際交流の経験を奪ってはいけないと思います。韓国戦の試合後は悔しさのあまり、号泣している日本の選手たちもいましたが、野球人生は続きます。プロ野球、侍ジャパン、メジャーリーグと大舞台を目指す糧にしてほしいですね。