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DeNA・国吉は170キロを出せる 常人離れした衝撃的な筋肉量の数値とは

 「J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回はDeNA・国吉佑樹投手についてお話しさせて頂きます。

 

 国吉投手が6日の巨人戦(横浜)で日本人2位タイ記録の161キロをマークしました。私がDeNAでコンディショニングトレーナーを務めていた時にサポートしましたが、当時から身長196センチと身長が高く、体の線は細かったですが潜在能力、特にパワーは群を抜いていました。重さ2キロのメディシンボールを真上に投げ、そのボールの滞空時間を計測するトレーニングがあったのですが、高卒の選手は滞空時間が2.5秒いかないぐらいなのに、彼は優に3秒を超えていました。これは2~3mは他の選手より高くボールをあげられないと記録できません。持っているエンジンの大きさが違うなと感じさせられましたね。若手の時は精神的に弱い部分もありましたが、トレーニングや食事など一度決めたら徹底的に貫く性格でした。不器用で色々なことをソツなくこなすタイプではないですが、愚直にコツコツ努力できたからこそ160キロを超える直球を投げられたのだと思います。

 

 個人的には我慢強く起用し続けたDeNAも凄いと思います。国吉選手は育成から支配下昇格して3年目には開幕ローテーションに入りましたが、その後は手元で球を動かすタイプにモデルチェンジしようとするなど試行錯誤して結果が出ていませんでした。それでも、球団は戦力構想外にせず、他球団に移籍させなかったのは国吉投手に大きな可能性を感じていたからだと思います。

 

 国吉投手がインスタグラムで載せていた写真に体重が105.6キロ、筋肉量が87.8キロ、体脂肪量が12.0キロと掲載されていました。この筋肉量を見て衝撃を受けました。一般の人で体重70キロの場合、筋肉量は半分の30~35ぐらいでしょうか。国吉投手の筋肉量の数値は体重の8割以上。これはプロアスリートの中でも桁違いの数値です。積んでいるエンジンの大きさが規格外なので、その力をうまく球に伝わる技術を身に付けばさらに球速は伸びると思います。プロ10年目の27歳ですが、まだまだ完成された投手ではなく発展途上だと思います。言い換えればそれだけのびしろがあるということです。今後、エンゼルスの大谷翔平投手が計測した日本人最速の165キロどころか、170キロを出せる可能性が十分にあると思います。

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高橋純一(たかはし・じゅんいち)  1976年8月18日、神奈川県横浜市生まれの42歳。MLBサンディエゴパドレスで通訳兼コンディショニング補佐を務めた後、千葉ロッテマリーンズ、ヤクルトスワローズ、DeNAベイスターズファーム等でチーフトレーナーとして活動。17年より独立。幅広いストレングス&コンディショニング領域をアレンジ、シンプル化させ、「俺、最高。」「やってみるをかなえる。」をキーワードに老若男女問わず、自分の肉体の可能性を高め、向上していくサポートを行う。コーポレートコンディショニングという企業のトレーニング意識を変えるコーチングも担う。 J.T. STRENGTH & CONDITIONING コーポレートサイト(http://www.jt-sc.com)