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日本の幸福度が過去最低の58位 「メディアにも原因がある」と指摘の声も    

 国連の関連団体が今年の「世界幸福度報告」を公表した。日本は156カ国・地域中過去最低の58位。4年連続の50位台だった。データは16~18年に各国・地域の約3000人を対象に現在の生活の満足度をアンケート。①1人当たりの国内総生産(GDP)、②社会的支援の充実ぶり③健康寿命、④人生の選択の自由度、⑤寛容さ、⑥社会の腐敗の少なさとそれぞれの項目でポイント化した。

 12年から行われて今回が7回目。1位がフィンランド、2位がデンマーク、3位がノルウェーと北欧3カ国が独占した。米国は19位、韓国は54位、中国は93位だった。日本は③健康寿命で2位だったが、④人生の選択の自由度が64位、⑤寛容さが92位と順位を落とす要因になった。

 

 この結果に、SNS上では納得の声が大多数を占めた。「寛容さ。ちょっと納得。なんでしょうね。多分もっとゆとりが有った気がするし。やっぱちょっと狭い心の人が増えているとは思う。自分が認める人じゃないと許せない傾向も見られるようになっていると思う。他人を叩くことで満足しているような人もネットのコメントで見られるし、ちょっと怖い時があります」、「いろんな意味で窮屈な国になった。自分に甘く、他人に厳しい人間が多くなったような気がする」、「なんか、日本は窮屈だわ。表面的には善人ぶっているが、内では人を嫉妬し軽蔑するような陰湿な人間が多いような気がする。鍛え抜かれた良心を持つ人間は、本当に稀だ。経済的な豊かさは、まだまだ上位かと思うが、人間関係に疲れた人が多過ぎる。このままでは、まだ下がっちゃうんじゃないだろうかと思う」と生きづらさを感じる現状と共に、今後の日本社会を危惧する意見が重なった。

 

 寛容さがなくなった一因にメディアの姿勢を挙げる声も少なくなかった。「芸能人の不倫、ツイッターの発言などを集団リンチのようにたたく。もっと報道しなければいけないことはたくさんあるのに…。かといって長いものに巻かれろ精神で、政治的圧力を恐れて不正を忖度して流さない風潮が自然になっている。冷静に考えれば異常な状況。メディアの影響力は大きい。報道姿勢を考え直した方がいい」、「日本のメディアに同調圧力を凄く感じる。弱者になった人間の意見には耳を貸さないような。テレビ離れが進んでいるかもしれないが、子供たちが大人になった時に不安を感じる」という意見も。このアンケート結果をどう受け止めるか。多角的な角度から分析すると共に、精神的な幸福度が高い北欧諸国を見習う姿勢が必要かもしれない。

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