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J.T.連載第26回 日系人、黒人、白人…様々な人種が海外でプロを目指すブラジル野球

 「J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回はブラジルの野球事情についてお話させて頂きます。

 

 8月1日から7日までブラジルに滞在していました。今回の目的はヤクルトが設立したベースボールアカデミーで異国の野球事情を学ぶことでした。ブラジルは飛行機に乗っている時間が1日以上と地球の裏側にある国であまりなじみがないかもしれませんが、勤勉で真面目な日系人の方々が現地の方たちと信頼関係を築いてくれたおかげで、ブラジル人は日本人に対して非常に好意的です。

 

 ベースボールアカデミーは12歳から18歳までの80人ほどの子たちが所属しています。日系人、黒人、白人と人種は様々ですがみんな前向きで志が高いです。私がストレッチやトレーニング方法で助言をすると、「これはこうした方がいい?」と目を輝かせてどんどん聞いてきます。

 

 ヤクルトの松元ユウイチ(現2軍打撃コーチ)、ラファエル・フェルナンデス投手(現日本ハム球団職員)、金伏ウーゴ投手(現栃木ゴールデンブレーブス)らブラジル出身の選手がNPBでプレーしていたこともあり、かつてブラジルの子供たちは日本のプロ野球を目指していましたが、今はメジャーリーグの管轄で選手の指導を行っているため15歳ごろにメジャーリーグの球団と契約を結ぶのがアカデミーの子供たちの大きな目標になっています。面白いことにガチガチの米国のやり方というわけではなく、日本人が日本流の指導を行うことを歓迎します。

 

 ブラジルは良いものは何でも取り入れる文化なのでしょう。ラテンのノリで野球に取り組む雰囲気が常に楽しそうなのも特徴です。固定観念に捉われない柔軟な発想は日本も見習う部分があるかもしれません。

高橋純一(たかはし・じゅんいち)  1976年8月18日、神奈川県横浜市生まれの42歳。MLBサンディエゴパドレスで通訳兼コンディショニング補佐を務めた後、千葉ロッテマリーンズ、ヤクルトスワローズ、DeNAベイスターズファーム等でチーフトレーナーとして活動。17年より独立。幅広いストレングス&コンディショニング領域をアレンジ、シンプル化させ、「俺、最高。」「やってみるをかなえる。」をキーワードに老若男女問わず、自分の肉体の可能性を高め、向上していくサポートを行う。コーポレートコンディショニングという企業のトレーニング意識を変えるコーチングも担う。 J.T. STRENGTH & CONDITIONING コーポレートサイト(http://www.jt-sc.com)