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J.T.連載第29回 世界で必要とされている意外な日本の職人技術とは

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 「J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回は世界で必要とされている日本人トレーニングコーチ、トレーナーについてお話させて頂きます。

 

 以前の連載記事でも触れましたが、8月1日から7日までブラジルに滞在していました。その中で感じたのですが、ブラジルの子供たちは潜在能力が非常に高く、知識を吸収しようと貪欲です。ただ情報量が少ないのでどのようなトレーニングが必要なのか、基礎体力作りに必要な練習、ストレッチや体のケアの重要性を知らない子が多いです。股関節が硬い子もどうすれば柔らかくできるかがわからない。練習以外でしっかりとしたトレーニングを行わず、故障の危険性が高まるため非常にもったいないです。以前に行った中国でも感じましたが、技術コーチだけでなく、豊富な知識に裏付けられた日本のトレーニング理論を学びたい子供が多いのです。

 

 メジャーリーグでも数球団で日本人のトレーニングコーチ、トレーナーが働いていますが、これは彼らの卓越した技術が必要とされている証です。日本人トレーナーの鍼治療はメジャーリーガーからも大人気です。米国でなく、他国でも専門職として重宝されて需要は高いのです。

 

 1908年、日本からブラジルへの移民がサンパウロへ到着して今年で110周年。ブラジル国内ではその区切りの記念として早稲田大学とブラジル国内チームとの交流戦が私の滞在中に行われていました。ブラジルは私たち日本人にとって特別な国の1つです。そのブラジル野球への貢献も含めて、これからは日本人のトレーニングコーチやトレーナーが世界に野球を普及させる手助けとして積極的に携わるべきではないでしょうか。もちろん、私もその一人として少しでもお役に立てればと思います。

高橋純一(たかはし・じゅんいち)  1976年8月18日、神奈川県横浜市生まれの42歳。MLBサンディエゴパドレスで通訳兼コンディショニング補佐を務めた後、千葉ロッテマリーンズ、ヤクルトスワローズ、DeNAベイスターズファーム等でチーフトレーナーとして活動。17年より独立。幅広いストレングス&コンディショニング領域をアレンジ、シンプル化させ、「俺、最高。」「やってみるをかなえる。」をキーワードに老若男女問わず、自分の肉体の可能性を高め、向上していくサポートを行う。コーポレートコンディショニングという企業のトレーニング意識を変えるコーチングも担う。 J.T. STRENGTH & CONDITIONING コーポレートサイト(http://www.jt-sc.com)