J.T.連載第32回 「ロッテの象徴」だった成瀬と西岡…早熟型が30代も活躍し続ける難しさ

 

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 「J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回はロッテ・根元俊一選手の引退についてお話させて頂きます。

 

 私がロッテに1軍コンディショニングコーディネーターで在籍していた当時に根元選手と携わりました。西岡剛選手、里崎智也選手、今江敏晃選手、サブロー選手と個性的な選手がそろう中、彼はロッテの中では異質のさわやかな好青年でした(笑)。12年には133試合出場で打率.279、9本塁打、リーグトップタイの40犠打をマークするなど長打も小技もできる大変貴重な選手でした。遊撃、二塁で補強した外国人選手と定位置争いになることが多く、正直言えば試合に出場する機会があればもっと活躍していた選手だと思います。

 

 ただ首脳陣はどんな役割でもこなせる根元選手がベンチにいるから安心感があった部分もあったと思います。人間的にもバランス感覚に優れた選手で不平不満を全然言わない。先輩、後輩関係なく良く話しかけられるキャラクターで他の選手に与える影響力も大きかったです。普段は縁の下の力持ちに徹することが多かったですが、チームに与えたプラスアルファは計り知れません。ロッテを支えてくれて本当にお疲れさまでしたという感謝の想いと共に、第2の人生での活躍を楽しみにしています。

高橋純一(たかはし・じゅんいち)  1976年8月18日、神奈川県横浜市生まれの42歳。MLBサンディエゴパドレスで通訳兼コンディショニング補佐を務めた後、千葉ロッテマリーンズ、ヤクルトスワローズ、DeNAベイスターズファーム等でチーフトレーナーとして活動。17年より独立。幅広いストレングス&コンディショニング領域をアレンジ、シンプル化させ、「俺、最高。」「やってみるをかなえる。」をキーワードに老若男女問わず、自分の肉体の可能性を高め、向上していくサポートを行う。コーポレートコンディショニングという企業のトレーニング意識を変えるコーチングも担う。 J.T. STRENGTH & CONDITIONING コーポレートサイト(http://www.jt-sc.com)