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J.T.連載記事第42回 人間性も重視…感心させられる日本ハムの補強戦略  

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 「J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回はヤクルトから日本ハムにトレード移籍した秋吉亮投手、谷内亮太選手についてお話させて頂きます。

 

 私がヤクルトのコンディショニングコーディネーターだった時に両選手に携わりました。秋吉投手は新人合同自主トレで見た時に線が細い印象があったのですが、投げてみるとタフで凄い。新人の14年に61試合登板すると、2年目の15年には球団記録の74試合登板。3年目も70試合登板と毎日のように投げていました。近年のヤクルトの救援陣を支え続けてきたのは秋吉選手であることは間違いありません。日本ハムの首脳陣がどのような起用法で輝かせるか非常に興味深いです。まだ29歳ですし、これからも鉄腕ぶりを発揮してほしいですね。

 

 谷内選手の獲得には、日本ハムは目のつけどころが凄いなと感心させられました。彼は今まで携わってきた選手の中でも3本の指に入るほどの人格者で、中学、高校、大学と主将を務めてきました。身体能力が突出しているわけではありませんが、精神が常に安定していて洞察力も深い。常に考えて打者によって守備のポジショニングを変えたり、配球を読んで打つことを大事にしていたように感じます。内野ならどこでも守れますし、打撃も16年は故障で離脱しましたが、打率3割を打つなど彼の持つ能力を駆使すれば十分機能するでしょう。ファームではきわどい球をカットし続けて投手のリズムを崩すなど相手に嫌がられる打者でした。谷内選手の野球へ真摯に取り組む姿勢は若手のお手本になるでしょうし、成績以上のプラスアルファがあると思います。新天地でチャンスをつかんでほしいですね。

高橋純一(たかはし・じゅんいち)  1976年8月18日、神奈川県横浜市生まれの42歳。MLBサンディエゴパドレスで通訳兼コンディショニング補佐を務めた後、千葉ロッテマリーンズ、ヤクルトスワローズ、DeNAベイスターズファーム等でチーフトレーナーとして活動。17年より独立。幅広いストレングス&コンディショニング領域をアレンジ、シンプル化させ、「俺、最高。」「やってみるをかなえる。」をキーワードに老若男女問わず、自分の肉体の可能性を高め、向上していくサポートを行う。コーポレートコンディショニングという企業のトレーニング意識を変えるコーチングも担う。 J.T. STRENGTH & CONDITIONING コーポレートサイト(http://www.jt-sc.com)