シーズン20本塁打以上を打ったことがない意外な選手たち

 高校時代でスラッガーと騒がれ、プロに入っても強打者として活躍している選手の中にはシーズン20本塁打を打ったことが一度もない意外な選手がいる。パワーヒッターからアベレージヒッターにモデルチェンジしたケースもあるが、以下に並べた名前を見ると今後20どころか30本塁打以上打っても不思議ではない選手たちが並ぶ。チームの主軸として期待される選手ばかりなので、今後の活躍が期待される。

 

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・糸井嘉男(阪神)

 芯でボールをとらえた時のパワーは日本人離れしている。昨年8月10日の巨人戦では右翼最上部の看板に直撃する推定145メートル弾を放った。身体能力がずば抜けているが、意外にもシーズンで20本塁打以上を打ったことは一度もない。最多はオリックス在籍時の14年にマークした19本塁打。本拠地の甲子園は右翼から左翼へ吹く浜風で右翼に放つ打球は押し戻されるため、左打者が本塁打を放つのは難易度が高いが、糸井は37歳という年齢を感じさせないパフォーマンスを見せているだけに今年は期待したい。

 

・平田良介(中日)

 大阪桐蔭では1年夏からレギュラーで試合に出場し、高校通算70本塁打をマーク。史上4位の甲子園通算5本塁打を放ち、将来の球界を担う長距離砲として期待されたがプロ13年間のシーズンで、13年の15本塁打が最多だ。故障に泣かされることが多かったが、減量した昨年は自己最多の138試合出場で打率・329、9本塁打の好成績をマーク。今後もアベレージヒッターとしてチームを引っ張るか。

 

・大田泰示(日本ハム)

 東海大相模では高校通算65本塁打。身長188センチ、94キロの恵まれた体格から繰り出されるパワーは希少だ。巨人での8年間は計9本塁打と素質が花開かず。トレード移籍した日本ハムで覚醒し、17年に15本塁打をマークした。昨年は左手骨折で戦線離脱した影響もあり、14本塁打。今季はフル出場すれば30本塁打以上も狙える。

 

・松山竜平(広島)

 パンチ力に定評のある左打者。4番・鈴木誠也の後を打つ5番で起用されるケースが多い。勝負所で貴重な1発を撃つイメージが強いが、17年の14本塁打が最多だ。不動の中軸だった丸佳浩が昨オフに巨人へFA移籍したため、松山にかかる期待は大きい。クリーンアップで20本塁打以上打てば、広島のリーグ4連覇にグッと近づくだろう。

 

・福田永将(中日)

 横浜高校では2年春から4番を務め、中日入団後は09年にプロ初打席初本塁打の鮮烈デビュー。長打力はチーム屈指だが最多は17年の18本塁打で、昨年は13本塁打と期待に応えられなかった。打撃フォームは先輩の元中日・和田一浩を彷彿とさせる。その和田も20代は一度も20本塁打を打ったことはなかったが、30歳の年に33本塁打と素質を開花させた。今年31歳の福田も長距離砲としてこれから大化けする可能性を十分に秘めている。

 

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