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林昌範 オープン戦の無観客試合で、選手が違和感を覚える「音」とは

 新型コロナウイルスに感染が拡大している影響でプロ野球の開幕が延期になりました。野球界だけでなくJリーグ、MLBも開幕延期になるなどスポーツ界全体に影響が出ています。楽しみにしていただけに残念な気持ちもありますが、これ以上被害が拡大しない為にも懸命な判断だと思います。ただ、選抜高校野球も中止になった際は、出場するはずだった高校の球児たちが涙を流している姿を見て胸が痛みました。甲子園に全てを捧げて野球に打ち込んでいる子供たちも少なくありません。プロ野球選手やOBの方が様々な救済措置を提案していますが、僕も気持ちは同じです。何とか甲子園の土を踏ませてあげられないかと感じます。

 

 プロ野球のオープン戦も無観客試合が続いています。ファンの方々はテレビで見ていて違和感があると思いますが、実はプレーしている選手もお客さんが球場に詰めかけた環境でプレーする環境とは全く違うので戸惑いがあるそうです。選手たちに話を聞くと、「あまりに静かなのでドーム球場ではマウンドで、盗塁される時の足音(スパイクで土を噛む音)が聞こえました」、「ベンチの声がめちゃくちゃ聞こえるので逆に集中できなかった」と話していました。

 

 1日も早くお客さんが入った環境でプレーしたいとすべての選手が感じていますが、野球ファンは、この状況を違う視点から見ると新鮮な部分もあるかと思います。それは「音」です。普段一軍の試合を見ているとなかなか聞こえてこない音が聞こえます。キャッチャーミットにボールが収まる音、バットでボールを弾いた時の音、選手同士の声の連携、ベンチから聞こえる首脳陣や選手たちの声…プロの「音」に注目して試合観戦すると新たな発見gあると思います。例えば、アマチュアの選手は打った時の音が「カン」ときれいな音が響きますが、プロは「ドン!」と普段聞き慣れない音が聞こえると思います。フライが上がった際の打球判断も、プロは打球が上がった瞬間に反応して打球を捕らない選手も大きい声を出しています。野球をしている子供たち、アマチュアの選手たちは将来プロを目指す上で、上達の良いヒントが見つかるのではないかと思います。

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 もちろん、無観客試合がこのまま続くのは寂しい状況です。今は一刻も早く新型コロナの感染が収束することを願うと共に、多くの野球ファンの方が詰めかけた満員の球場を1日も早く見られるように祈るばかりです。