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林昌範 最下位低迷の広島が浮上するためのポイントとは

 プロ野球のシーズンが始まり、各球団の対戦カードが一巡しました。ファンの方も驚かれた方が多いのは、開幕から5カード連続負け越しで借金7と出鼻をくじかれた広島ではないでしょうか。

 

 昨年までリーグ3連覇を達成した広島の一番の強みは切れ目のない打線だと思います。1番・田中広輔選手、2番・菊池涼介選手、3番は今年から巨人にFA移籍した丸佳浩選手、4番・鈴木誠也選手とこの4選手が注目される機会が多かったと思いますが、5番以降も強打者がそろっていたので対戦する投手からすれば息の抜けない打線でした。機動力、長打力を兼ね備えた攻撃で常に無死一、三塁を作り、序盤から大量得点を奪う。これが広島の持ち味だと思いますが、今年は打線が好機でたたみかけきれず、無得点や1得点のみに終わってしまうことが多いように感じます。

 

 特に気がかりなのが5番です。なかなか固定できないため、4番の鈴木選手に負荷がかかり、投手のマークが厳しくなっています。投手は歩かせてもいいぐらいの気持ちで大胆に攻めて、責任感の強い鈴木選手は自分で決めるという意識でボール球に手を振っているケースが目立ちます。松山竜平選手、バティスタ選手、長野久義選手とクリーンアップを担う強打者たちはそろっています。5番がきっちり機能すれば、打線の雰囲気がガラリと変わって得点力も一気に上がると思います。

 

 投手陣は先発が序盤に大量失点するケースが目立ちますが、能力の高い投手たちは多いです。まだシーズンは始まったばかり。丸選手や新井選手が抜けたことで「自分たちがやらなければ」と選手個々の強い思いが空回りしてしまっている部分もあると思います。一度連勝すれば一気に波に乗る可能性もあり、選手たちも焦っていないでしょう。これからの逆襲に期待したいですね。

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林 昌範(はやし・まさのり) 1983年9月19日、千葉県船橋市生まれの35歳。市立船橋高から01年ドラフト7巡目で巨人入団。06年には自身最多の62試合に登板するなど主に救援で活躍。08年オフにトレードで日本ハムへ移籍した。11年に退団し、12年からDeNAに加入。昨オフに戦力外通告を受けて現役引退した。通算成績は421試合で22勝26敗22セーブ99ホールド、防御率3・49。186センチ、80キロ。左投左打。家族はフリーアナウンサーの京子夫人と1男1女。