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韓国出身の日本代表・具智元 日本国籍を取得した「本当の理由」とは

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会に日本代表のプロップとして出場し、初の8強入りに貢献した韓国出身の具智元(25)が日本国籍を取得した。13日付の官報に告示された。

 

 元ラグビー韓国代表の具東春氏を父に持つ具智元は中学時代に大分県へ留学し、日本文理大付高を経て拓大に進学した。17年にトップリーグのホンダに加入すると、同年に日本代表初入り。今年開催されたW杯日本大会では5試合に出場。フォワードの最前線で体を張り、日本の鉄壁の防御の一翼を担った。試合前の君が代を誰よりも大きな声で歌い、予選第4戦目のスコットランド戦で負傷交代すると涙を流して悔しさを露わに。試合後のインタビューでは素朴で穏やかな口調で「癒し系キャラ」として、グラウンドの闘志あふれる姿とのギャップで人気を集めた。

 

 ラグビーで日本代表になるのに、日本国籍取得は必須条件ではない。在日でもない具が今回の決断をしたことに驚きの声は多い。Yahoo!ジャパンのコメント欄には、「あそこまで誇らしげに大きな声で君が代歌っている時点で日本人だと思っていました。これからも闘志溢れるプレー期待しています!」、「既に代表で出ていたから、国籍を変える必要はなかった。それでも日本国籍に変えたこの決断は大きなものだし、純粋に嬉しいね。何より具選手は日本のために必死にプレーをしていて、涙の途中交代には心打たれるものがあった。次のW杯は日本人として頑張って欲しいね」など激励のメッセージが殺到した。

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 また「人柄の良さ、誠実さ、そして静かな闘志で日本のために戦ってくれた具くんであれば、日本国籍取得後であっても自分のルーツを忘れることなく今後も日本のために力尽くしてくれるはず。韓国籍のままだと兵役問題はどうしても避けられないから、考えた末の決断であるだろうし正しい判断だと思う。具くんこれからも応援します!」、「徴兵があると、選手としてのピークを無駄にするかもしれないから、苦渋の決断だったかもしれないですね。あの雄叫びと涙、日本では歓迎されると思いますので、長く活躍してください」という意見も見られた。兵役が国籍変更の一因になったかは定かではないが、日本を愛する気持ちが決め手になったことは間違いないだろう。具のさらなる活躍が注目される。