【スポンサーリンク】

韓国出身の日本代表選手が語った「韓国国内の反応」に、大きな反響が

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会に日本代表のプロップとして出場し、初の8強入りに貢献した韓国出身の具智元(25)が応じた週刊文春のインタビュー記事が大きな反響を呼んでいる。

 

 元ラグビー韓国代表の具東春氏を父に持つ具智元は中学時代に大分県へ留学し、日本文理大付高を経て拓大に進学した。17年にトップリーグのホンダに加入すると、同年に日本代表初入り。今年開催されたW杯日本大会では5試合に出場。フォワードの最前線で体を張り、日本の鉄壁の防御の一翼を担った。試合前の君が代を誰よりも大きな声で歌い、予選第4戦目のスコットランド戦で負傷交代すると涙を流して悔しさを露わに。試合後のインタビューでは素朴で穏やかな口調で「癒し系キャラ」として、グラウンドの闘志あふれる姿とのギャップで人気を集めた。今月に入って日本国籍を取得したことが判明。次回の23年フランスW杯では中心選手としてさらなる活躍が期待される。

 

 具は週刊文春のインタビューで、W杯で活躍した際の韓国国内の反応について次のように語っている。「実は、そんなに反応はなかったんです。韓国ではラグビーがあまり盛んではないので……。ただ、韓国のラグビー仲間やラグビー経験者からは『感動しました』『よくやってくれた』とたくさんの声をいただきました。まさか決勝トーナメントに進出するなんて、とみんなびっくりしていました。以前、ホンダに所属していた韓国人選手が『日本代表の3番は、俺の後輩なんだ』と自慢しているとも聞きました。ぼくは直接、お目にかかったことはないのですが、がんばっている韓国人のラグビー選手たちに喜んでもらえて本当によかったです」。

f:id:imp0201:20191210062403j:plain

 具が日本国籍を取得しても、韓国のラグビー選手にとっては大きな励みになる存在になるだろう。Yahoo!ジャパンのコメント欄には、「誰かを感動させるのは、国籍や人種ではなくその人がどれほど熱い想いをもっているのかってことだと思います。これからも頑張ってほしいです」、「国籍に関係なく、国と国の関係とも関係なく、人と人が繋がってそこで人は頑張ろうと思うんだな、すごく基本的なことだけど、すごく大切なこと、だと思いました」、「国境より心の壁が障害なんだなと思わされました」など激励のメッセージが多数書き込まれた。人間と人間の絆に国籍は関係ない。