深瀬砂織連載第18回 仕事や勉強に集中できない…効果的な気分転換とは?

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 臨床心理士の深瀬と申します。企業研修、職場環境改善などを中心に活動しています。今回は、仕事や勉強に集中できない時の効果的な気分転換ついてお伝えします。

 

 デスクワークで何時間も文章を作ったり資料を読んだりしている時に、途中から作業が進まない、資料の同じ箇所を何度も目で追いなかなか先に進めないという経験をしたことはありませんか。仕事や勉強で長時間同じことを続けていると、疲れてきて能率が低下します。そんな時は次のような対処をしてみてはいかがでしょう。

 

①適度に体を動かす。
同じ姿勢でずっといると血流が滞り、全身に酸素と栄養が届きにくくなります。脳に届く酸素と栄養も乏しくなります。そのため、集中力や作業能率が低下します。この状態を解消するにはゆっくりと屈伸する、歩く、背伸びをするなど適度に体を動かすのが効果的です。
※不調の方、持病のある方は無理に行わないでください。

 

②数分間目を閉じる。
長時間の作業により目も疲労します。目から入る情報を処理するために脳は働きっぱなしになります。作業の合間に数分間目を閉じることで目から入る情報をシャットダウンし、目と脳を休めましょう。たった数分でも休息になりますよ。

③数分間本を読む
パソコンでの作業が続いて疲れたと感じたのなら、数分間本を読むのも効果的です。電子書籍ではなく紙の本です。
体の一部だけを長時間使っているとそこに負荷がかかり疲労するのと同様に、長時間パソコンで同じ作業を続けていると脳が疲労してうまく働かなくなってきます。ですから、時折、パソコン作業とは別のことをしてみましょう。

 

 どんな作業でも長時間同じことを続けていると疲れます。この疲れを取るために、時々別の作業、動作をします。疲れを感じる前に対処できれば理想的ですが、状況によりできることとできないことがあると思いますから、可能な範囲でリフレッシュの方法を取り入れてみてください。

深瀬 砂織(ふかせ・さおり) 東京都出身。臨床心理士でシニア産業カウンセラー、2級キャリア・コンサルティング技能士、キャリアコンサルタントの資格を持つ。企業の研修講師、職場環境の改善提案、経営者、人事労務担当者へのアドバイス、大学、自治体での講演など全国各地で精力的に活動している。