【スポンサーリンク】

深瀬砂織連載第17回 怒りが爆発しそう…そんな時の対処法とは?

f:id:imp0201:20181229124727j:plain

 

 

 臨床心理士の深瀬と申します。企業研修、職場環境改善などを中心に活動しています。今回は、怒りが爆発しそうな時の対処法についてお伝えします。

 

 プライベートや職場で相手の発言や態度が許せず、怒りが爆発しそうになった経験がある方は少なくないと思います。そうした状況になった時は次のような対処をしてみてはいかがでしょう。

 

1. ゆっくり6~10数える。

 

「いーち、にー」でもいいですし、「ひとーつ、ふたーつ」でも「ワーン、ツー」でもかまいません。ポイントは、ゆっくり数えること、数を数えることに集中することです。ゆっくり数を数えることに集中することで刺激(怒りを感じている対象)から注意をそらすことができ、その結果怒りが少しずつ収まり、徐々に気持ちが落ち着いてきます。

 

2. ゆっくり深呼吸する(できれば腹式呼吸)

深くゆっくり行う腹式呼吸は心身をリラックスさせます。
怒りを感じると自律神経の交感神経が優位に働き、体は緊張し、血圧が上がり、筋肉が硬くなり、興奮して闘争態勢になります。そのため、相手を怒鳴ったり、時には相手に手を上げようとしたりしてしまうのです。こうした事態を避けるため、怒りを感じた時と逆の状態(リラックスした状態)に体を近づけます。その方法の一つがゆっくり行う深呼吸です。ゆっくり深呼吸することで自律神経の副交感神経が優位に働き、緊張が和らぎ、リラックスしやすくなります。

 

3. あまりにも怒りが強い時は、即座にその場を離れる

怒りを感じると体が緊張し、闘争または逃走の準備をします。闘争しそうな時、人はそれを理性で押さえますが、怒りが強すぎるとコントロールが効かず相手を攻撃してしまいます。言語的な暴力であれ、身体的な暴力であれ、暴力は自分、相手、周囲の人々や環境にとってマイナスにしかなりません。あまりにも怒りが強い時は、ためらわず即座にその場を離れてください。相手を守るだけでなく、自分を守るために大切な対処法です。